インゼルTC 2023年度募集馬分析 No.16 デプロマトウショウの22 No.17 アイリスフィールの22

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インゼルTC 2023年度募集(22年産) 募集馬の分析(デプロマトウショウの22 アイリスフィールの22)

今回の記事では、デプロマトウショウの22とアイリスフィールの22の2頭についてまとめていきます。

方針や前記事は以下よりご参照ください。

注意事項 ご了承ください

本分析は募集馬の活躍を保証するのものではございません。
出資などの最終のご判断はご自身にご決断ください。
また、私の主観による分析ですので、読者の皆様にとって望まない表現が出てくる可能性もございますが、ご了承ください

参考図書

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No.16 デプロマトウショウの22

デプロマトウショウの22 概要

デプロマトウショウの22は桑田牧場の生産馬です。
桑田牧場は60年の歴史を持つ浦河の生産牧場で、インゼルでは3年連続で募集馬を出しています。
初年度と2年目はシャブリの仔が募集され、20年産のアンテロ―ス(父:モーリス)は2戦目、21年産のビーグラッド(父:エピファネイア)は新馬勝ちを果たしています。
桑田牧場の生産馬、かつ岡田先生の厩舎という組み合わせも3年連続となります。

母デプロマトウショウは中央のダートスプリント戦を2勝。
芝でも走りましたが、掲示板の経験はありませんでした。450kg前後の馬体重で好走しました。
繁殖としてはこの馬の上に5頭を産んでおり、中央勝ちは2023年10月1日現在、1頭のみです。

牝系はトウショウボーイを輩出したソシアルバターフライから連なるトウショウ牝系。
その中でもダンディルート、スティールハート、ファスリエフという欧州のスプリンター種牡馬の血を受け継ぎ、日本の主流ではない、異系のスピードを蓄積してきています。
その中でも2代母マザートウショウは2,3歳時にマイルとスプリントの重賞を3勝しています。
マザートウショウのスピードは子孫にもつながっており、インゼル所属のクリダーム(父:ハーツクライ・祖母:マザートウショウ)は新馬では1,200mを勝ち、函館2歳Sで2着に入る成績を残しています。クリダームの父ハーツクライは中距離、かつ晩成傾向の種牡馬ですから、それに対してこうした成果を与えることを考えると、遺伝しやすいスピードや気性なのでしょう。

所属は前述の通り、栗東の岡田稲男先生の厩舎を予定しています。
インゼルの馬を管理するのは3年連続3頭目となります。牧場も一緒ですから、これはインゼルニックスですね。
岡田先生は毎年安定した成績をあげられており、メイショウハリオ(父:パイロ)で2022年の帝王賞を勝ち、JPN1を初制覇を達成されています。
メイショウハリオの半弟のテーオーロイヤル(父:リオンディーズ)でもダイヤモンドS勝ちを記録されています。
ダート4コーナー戦や長距離戦で勝つためには、スタミナはもちろんですが、気性的にも我慢が効く必要があり、気性面の育成も得意とされているのではないか、と考えています。

デプロマトウショウの22 配合の分析

父リオンディーズは名牝シーザリオの仔で、エピファネイアの半弟です。
エピファネイアは種付け料トップの種牡馬で、現在大きな成功をおさめています。
リオンディーズはまだG1を勝利していませんが、重賞馬は芝とダート、マイルから長距離で出ており、適性の幅広さを示しています。

成果を残している馬の傾向として挙げられるのは以下のパターンです。

  • Nashua≒Nantallahの継続強化
    • Roberto・Mr.Prospector・Specialの継続強化。
  • サンデーサイレンスのクロスを持つ。
  • Northern Dancerの血が薄め、もしくは抜け道がある。
  • シーザリオと好相性の血は良い

テーオーロイヤルはRobertoとMr.Prospectorを持ち、Nashua≒Nantallahを強化しつつ、母の父マンハッタンカフェがサンデーサイレンスの血を持ちつつ、Northern Dancerの血を持たないという配合ですね。

シーザリオと好相性の血とも相性が良い傾向で、シンボリクリスエスやStorm Catの血は注目したい要素です。
その点で見ても、RobertoやNasrullah+Princequilloの要素を強化できている配合は好相性でしょう。

この両親の組み合わせでは、Nureyevのクロス、Nureyev≒Sadler’s Wellsの3/4同血のクロス、Mr.Prospectorのクロスが発生します。
これらによってNashua≒Nantallahの力強さの要素は継続的に強化され、同時にHyperionの要素も強くなりますから、先行してゴール前の坂道でも最後まで粘れそうなイメージがわきます。

サンデーサイレンスのクロスを持たず、硬めの要素が前述の通り強いものの、マザートウショウがHabitatの血を引きつつ、Northern Dancerの血を持たないため、バランスはとれている印象を受けます。

引き締め要素と抜け道のバランスが良く、仕上がりも早そうな要素がありますから、それこそ阪神のマイルや内1,400mは楽しみな舞台です。

デプロマトウショウの22 まとめ

歩様についてもバランスが良い印象で、落ち着いて歩けているように見えます。
フレームそのものがここからさらに大きくなる、という印象はあまり受けないものの、中身が充実してくるとさらに見栄えが良くなりそうです。

シルクで出資しているプロミストリープの22は牝馬ですが、ダート路線の見込みですから、デプロマトウショウの22が牝馬芝マイル路線に進んでくれると、めざしたい路線を押さえられます。

狙っていきたい1頭です。

No.17 アイリスフィールの22

アイリスフィールの22 概要

アイリスフィールの22は杵臼牧場の生産馬です。
杵臼牧場の生産馬で、インゼル所属で言えばクリダームがいます。
クリダームには出資しており、新馬勝ち、重賞2着を経験させてくれました。
杵臼牧場の生産馬は毎年1,2頭募集されており、今年も2頭募集されています。

母アイリスフィールは3歳新馬デビューで、5戦2勝の戦績を残しています。
新馬勝ちの後に、フラワーカップに挑戦するも6着。その後自己条件に戻って2勝目をあげています。
次のクラスでも通用する走りを見せていたものの、引退、繁殖入りとなっています。
鋭い末脚が武器の競走馬で、ポテンシャルはまだ出し切っていなかったと思われます。

牝系はあと一歩勝ちきれないという印象で、好走馬は出るものの、勝負強さにはやや欠ける印象です。
アイリスフィールの22は2番仔で、全兄は競走馬登録をされていません。

所属は栗東の武幸四郎先生の厩舎を予定しています。
年々成績を上昇していて、今後も重賞で活躍する馬を多数管理されるのではないかと思います。
武豊ジョッキーが主戦のクラブですから、ご兄弟での重賞、ひいてはG1勝利を自分の出資馬でめざしたい場合、インゼルで武幸四郎先生の厩舎に所属する馬に出資するのは近道かもしれません。

アイリスフィールの22 配合の分析

父ドゥラメンテについては、以下の記事をご参照ください。

2022年2月当時に書いたこの記事では、出資のポイントは以下の内容でした。

  • 母系にMr.Prospector系の血を持つ
  • Northern Dancer後継ではStorm Cat系・フレンチデピュティ・Sadler’s Wellsが好相性
    • Storm CatはSecretariatを母父に持ち、Bold Ruler(Nasrullah)+Princequillo要素アリ
    • フレンチデピュティも母系はBold Ruler(Nasrullah)+Princequillo要素アリ
    • Sadler’s WellsはNureyevとのニアリークロスとBold Reason≒Never BendのLalun刺激もプラス
  • Never Bendの血を持つ
    • Riverman・Mill Reefともに好相性。
      • いずれもNasrullah+Hyperion+Princequillo
      • Never Bendの母Lalunも好相性の可能性
  • サンデーサイレンスの血を持たない
  • 牡馬かつ馬格に恵まれている

大枠でこの方向性で変わりはない認識ですが、ドゥラエレーデ、ドゥーラ、シーズンリッチなどのサンデーサイレンスのクロスを持つ馬からも活躍馬が出ています。
また、牝馬のパフォーマンスはかなり上がっていますね。

アイリスフィールの22は、サンデーサイレンスとトニービンのクロスをそれぞれ3×4と4×4で持っています。
これらの要素は柔らかさを促進する要素であり、大箱の直線での伸び脚に期待ができそうです。
同時に、ブレイヴェストローマン経由でNever Bendの血を引いており、Nasrullah+Hyperion+Princequilloの累進強化はそこでもできています。

母の父ハービンジャーは年々BMSランキングを向上させています。
ドゥラメンテ産駒で母の父にハービンジャーを持つ馬にはドゥラドーレスゴールドエクリプスがおり、デビュー7頭中3頭が勝ち上がり。前述の2頭は重賞で好走をしており、好相性の組み合わせです。
ハービンジャーがキングカメハメハと好相性で、ブラストワンピースやモズカッチャンを輩出しています。
その点で考えても、ドゥラメンテ×母の父ハービンジャーが好相性になることは納得感があります。

好相性の組み合わせはそろっており、楽しみな配合だと思います。
トニービン×デインヒルは後躯の緩さを補う好相性の組み合わせではあるものの、ハービンジャーはそのタイプではないと思われます。
サンデーサイレンスとトニービンのクロスを持つこの馬が、緩さをどう解消していくかがポイントになると思います。

アイリスフィールの22 まとめ

前駆と後躯はボリューム感があって、中身が充実してくると良い走りが期待できそうな印象です。
ただ左右のバランスが心配になる歩様をしていて、回転もスムーズではないように見えます。

ここから成長してきて、中身が充実すればバランスも整ってくるかもしれません。

牡馬のクラシック路線をめざせる馬だと思いますし、狙いたい路線です。そこを踏まえて悩みたいと思います。

まとめ

今回も最後までご覧くださり、どうもありがとうございました。

いよいよ明日から申し込みスタートです。
結論もそろそろ出せねばという時期になってきました。

ノルマンディーのリストも出ましたから、そことも比較検討しつつ結論を出そうと思います。

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この記事を書いた人

HN:シオノゴハン
趣味:競馬と雑学調べ
一口馬主:
シルクホースレーシング 2019年~
ノルマンディーオーナーズクラブ 2020年~
インゼルサラブレッドクラブ 2021年~
POG:不愉快な仲間たち

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