出資馬の出走振り返り #アップライト #クリダーム #ノーブルロジャー 2025/1/13

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出資馬出走の振り返り

1月13日(月)にシルクHC・インゼルTC・ノルマンディーOCの出資馬が各1頭、計3頭出走してくれました。

この日が私にとって2025年の出資馬初出走となりました。同時に、3クラブで出走ですから、改めて頭数が充実してきたな、という気がします。
4クラブ目のキャロットも地方馬に出資してスタートしていますから、すごく早いと門別の新馬戦からです。それも楽しみです。

出資馬一覧

1月13日(月)

1月13日(月)はシルクHC所属のアップライト、インゼルTC所属のクリダーム、ノルマンディーOC所属のノーブルロジャーが出走してくれました。
勝利とはなりませんでしたが、各馬がんばってくれました。

アップライト

  • 3歳未勝利
    • 牝馬限定
    • 中山 ダート 1,800m
  • 鞍上:杉原誠人騎手
  • 着順:6着
    • 01:58.3(2.5)
    • 3f:41.5

アップライトはデビュー2戦目でした。
デビュー戦は新潟芝のマイルで、1,000m通過64.1秒のかなりのスローペースのレースで、上がり33.3を使うも11着というレースでした。
この流れならその上がりも使えそう、という展開で、厩舎からもスピード不足を懸念されていました。
そうした背景もあって、ダートに4コーナー戦に切り替えてのレースとなりました。

ダート1,800mで、1,000m通過は62.8秒という流れ、芝からダートに変わったことも含め、前走よりペースアップしています。このクラスのこの舞台としても、引き締まった流れだと思います。
ゲートを出た直後にぶつかる不利をうけたり、なかなかタフなスタートから、そこからの追走はやや苦戦していたように見えますが、この流れの中でよくついていったと思います。
ラストも最後まで良く伸びており、スタミナのあるところを見せてくれたと思います。

馬体の雰囲気を見ても、ダート馬という感じはしないものの、追走のペースやスタミナを生かすレースというイメージでは、ダートの4コーナー戦、芝の長距離戦に適性がありそうな印象を受けます。
馬体重の数字以上にスラッとした印象を与える馬体ですし、馬力というタイプでもなさそうですから、新潟のダート1,800mや、北海道のダートはあいそうです。芝の長距離に矛先を向けるのであれば、福島の2,600mなどは見てみたい条件です。

マイルの父に中長距離の母系という配合で、出資当時は芝のマイルから中距離をイメージしましたが、アドマイヤマーズはミオスタチン遺伝子がTT型とのこと。この配合だとアップライトもTT型なんだろうな、と思います。
そこも含めると、追走ペースが緩い距離や馬場で、スタミナを生かして勝負する流れで成果が期待できそうです。

ダートにも対応してくれましたし、可能性を感じさせる内容のレースでした。
嘉藤先生もすごく大事に育ててくださっている印象で、勝ち上がってくれさえすれば、長くじっくり楽しませてくれる馬になってくれると思います。
今後がとても楽しみです。

クリダーム

  • 初春S
    4歳以上3勝C
    • 混合
    • 中山 ダート 1,200m
  • 鞍上:石橋脩騎手
  • 着順:11着
    • 01:12.6(2.1)
    • 3f:38.0

クリダームは約2か月ぶりのレースでした。
結果は11着で、なかなか悔しい結果でした。

乾いたダートでパワーを生かして伸びてくるような競馬に適性があると期待し、その適鞍だと思った舞台がこの中山1,200mダートでした。
芝でも実績があり、ゲートも得意なので、芝スタートもプラスだと思っていましたし、ロスなく先行し、伸びてくるイメージでしたが、なかなかそうはいきませんでした。

好スタートを決めてから、道中は無理をせずに進めていく流れは、好走するときのクリダームの走りで、今回もそういった流れになったように見えました。
そのため、4コーナーから直線にかけて伸びてくると思いましたが、逆に離される展開に。そこで今回のレースでは追走に苦戦したのだと気づきました。
なかなか詰めることができない11着という結果。
新馬戦、2歳戦のころから時計がなかなか更新できていないことが気がかりではありましたが、ここで時計的な壁が見えてしまった印象です。

調教の様子もすごくよかったですし、舞台的にも好相性だと思っていたので、ちょっとショックでしたね。
距離を伸ばして追走ペースが緩くなれば、もう少し可能性もあるのではないかと思いつつ、1,400mや1,600mでの勝負に期待したいところはあるものの、ここまで短い距離で走ってきたというのは、気性や馬格、馬体的な側面もあるだけに、今後も1,200m以下での勝負になると思います。

ここから大きく成長することを期待するのは難しい馬齢ではありますが、キャリアではまだ11戦ですし、レースの中で変わり身を見せてくれることもあると思います。
良績のある舞台で前進してくれることを期待して応援していこうと思います。

ノーブルロジャー

  • ニュースイヤーS
    4歳以上・オープン(L)
    • 混合
    • 中山 芝1,600m
  • 鞍上:菅原明良騎手
  • 着順:3着
    • 01:32.7(0.4)
    • 3f:34.6

ノーブルロジャーは約2か月半ぶりの出走となりました。
前走はG2のスワンSで、タフな競馬をしての4着。距離延長の今回は、リステッド競走で3着に入ってくれました。
本当に惜しい3着だったと思います。

ゲートを決め、好位で進められたものの、道中もう1つ前で進めれることができていたら、というレースになってしまいました。
逃げ先行が予想された2枠3番のレイベリングが好スタート好ダッシュ。ノーブルロジャーも好スタートでしたが、逃げねばというタイプではないだけに、レイベリングを先に行かせるのは自然な流れです。
しかしそこで空いたスペースを譲らないのがベテランの技というところで、3枠6番のサンライズロナウド(鞍上:横山典弘騎手)がレイベリングがいたポジションにすっとおさまり、ノーブルロジャーはふたをされる展開に。
これは横山典弘騎手の巧みな技術という印象で、ノーブルロジャーとしてはかなり難しい位置取りを強いられる形になりました。
逆に勝ったトロヴァトーレは、中山1,600mにとって不利な大外枠でしたが、好ダッシュで外目の良いポジションをきっちり確保。タフな流れで大外からポジションを取り、最後までがんばらせるというマーカンド騎手の好騎乗だと思います。それができたのですから、馬も本当に強いですね。

道中厳しいポジションでもしっかり我慢が効き、タフなペースの中でも持続的に良い脚を使ってくれていますし、改めて実力のあるところを示してくれていました。
レイベリングが1枠1番で、ノーブルロジャーが2枠3番なら、レイベリングを内から行かせて、サンライズロナウドがいたポジションにおさまることができたんじゃないかな、と思う展開で、それだったらまた少し違った結果になっていたんじゃないかと思います。
枠なり、流れなりにすばらしい騎乗でしたし、ノーブルロジャーも本当に良い走りを見せてくれたと思います。

坂のある中山をしっかりこなせたことは今後の展開としてもプラスです。
今年1年、オープン競走や重賞での活躍を期待したいですし、サマーマイルもリベンジしてほしいですね。
まだまだこれから楽しみな馬ですし、引き続き活躍に期待していきます。

まとめ

新年最初からノーブルロジャーがリステッド競走で3着と好走してくれましたし、良いスタートを切れたと思います。
今年も1年楽しんでいきたいと思います。

引き続きよろしくお願いいたします。

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この記事を書いた人

HN:シオノゴハン
趣味:競馬と雑学調べ
一口馬主:
シルクホースレーシング 2019年~
ノルマンディーオーナーズクラブ 2020年~
インゼルサラブレッドクラブ 2021年~
POG:不愉快な仲間たち

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