一口馬主活動 2023年3月まとめ

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一口馬主活動 2023年3月まとめ

2023年3月の一口馬主活動のまとめです。よろしくお願いいたします。

月次まとめ 掲載内容の概要
  1. 一口馬主出資に関する報告
    • 出資申込先の報告
    • 出資申込の結果報告
    • その他、申込関連の共有
  2. 出資馬の出走結果まとめ
    • シルクホースクラブ
    • ノルマンディーオーナーズクラブ
    • インゼルサラブレッドクラブ
  3. 月間成績に見る注目情報
    • 近年開業厩舎の注目成績
    • 若手騎手の注目成績

2023年3月はシルクHCのホームページリニューアルとSFunCスタートがありました。
今月はそれについて少し触れようと思います。
また、シルクHC出資馬のアッシュフォードが転厩となりましたので、そのご報告を少し。

3月は5頭の出資馬が中央で各1戦、合計5戦しました。
シルクHCが2頭、ノルマンディーOCが1頭、インゼルTCが2頭という内訳です。

3月の月間成績を見て、厩舎情報は栗東の四位洋文先生、騎手は角田大河ジョッキーについてまとめようと思います。
よろしくお願いいたします。

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一口馬主出資に関する報告

シルクHCのファンクラブ及びHPリニューアルについて

シルクHCにて、SFunC(シルクファンクラブサービス)が開始されました。
ファン向けのサービスであるとともに、23年度募集以降で新規入会する場合、SFunCに加入していることが入会条件の1つとなります。
また、ホームページも大幅にリニューアルされました。

既存会員が思うように出資ができないことに端を発したのが新規入会制限です。
新規入会を制限すれば、当然ながら入会金や会費収益が減少します。
既存会員で退会されていく方もいますので、新規会員による収益減だけでなく、既存会員による収益も減少することが考えられます。

新規入会制限の背景には思うよう出資できない会員の不満や退会があったと推測できます。
退会ペースを緩やかにし、既存会員の減少による収益減を少なくした方が経営的には健全でしょう。
新規入会制限があると、退会してまた入る、ということの難易度が高まりますから、やめにくくなります。
入会条件にSFunC加入があり、毎月会費を支払うという条件が生じることで、入会以前からファン状態にある「やめにくい会員」が入会することも期待できます。
このあたりから、健全運営にかじ取りをした印象を私は受けました。

ホームページのリニューアルも会員満足度向上のための施策と考えられます。

かなり情報は見やすくなりましたし、実績・収益に関するデータもかなりわかりやすく表示されています。
他クラブとの比較になってしまいますが、ノルマンディーやインゼルと比較してもこの充実度やわかりやすさは抜きんでています。

その反面、収支含め成績がわかりやすくなりましたので、「勝つことの喜び」方面にも力は入ってきそうな印象を受けます。
すでにシルクHCはすばらしい実績を持っていますから、さらに上げるということは難しいでしょうが、馬主体験的な方面でお茶を濁さずに、勝ちにこだわっていくという姿勢を私は感じました。

あくまで既存会員の立場にある私が受けた印象ですが、すごく良い方向に進んでいるな、という印象を受けました。
今後もシルクHCでの一口馬主生活を楽しんでいきたいと思います。

2023年3月のYou Tube投稿動画

出資馬一覧

シルクOC アッシュフォードが転厩

シルクHC出資馬、2020年産のアッシュフォードが栗東の藤原英昭厩舎から同じく栗東の西園翔太厩舎に転厩となりました。

アッシュフォードは5,000万円で募集された馬で、2021年度募集においては8番目に高価な募集価格です。
私は抽選時優先権を使用し、2口を出資させていただいています。

2022年10月の新馬戦でデビューし6着。
その後は1月初週のレースで出走予定でしたが調教中の頓挫でノーザンファームしがらきで再調整に。

順調に育成されていましたが、なかなか入厩できずに2023年に新規開業された西園翔太先生の厩舎に転厩となりました。

転厩後に即入厩、4月のレースに向けて現在は調整されています。
西園翔太先生は平成生まれの調教師。サダムパテックやジュールポレールを管理された西園正都先生のご子息です。
西園翔太先生は父の厩舎で調教助手を務められていた時期もありました。

私はプロミストリープの21ことゴールデンリープに出資していて、その馬は美浦の上原佑紀先生の厩舎に所属しています。
不思議なご縁ではありますが、これで東西の平成生まれの調教師に出資馬を預託することとなりました。
アッシュフォードとプロミストリープが、各厩舎の代表馬になるような活躍を見せてくれるのを祈るばかりです。

厩舎にいた期間はわずかでしたが、藤原先生にもお世話になり、ありがとうございました。

出資分析時のアッシュフォードの記事は以下をご参照ください。

出資馬の3月の競走実績

まず、2023年の年間と3月の月間戦績から整理します。

3月は中央で5戦しました。
残念ながら勝利とはなりませんでしたが、シルク出資馬のリンドラゴが2着に入ってくれました。

これで今年は合計で14戦。
だいたい週に1走くらいのペースで進行しています。
勝ち負けの一喜一憂はありますが、週末が楽しみな日々を送れています。

20年産は未勝利でサラオク、地方移籍したグランデスパーダ含めて9頭に出資しています。
うち勝ち上がりは2頭なので、そろそろ3頭目が出てほしいところです。

出走の内訳は以下の通りです。

内容の詳細は各クラブごとに記載していきます。

シルクホースクラブ

シルクでは4歳1勝クラスのリンドラゴと3歳未勝利のフェールデレーヴが出走しました。

リンドラゴは進路が厳しくなりながらも、良い末脚を発揮して2着に入りました。
着差は1秒あるように、勝ったスキピオには結構離されました。
スキピオは放馬するトラブルがあってからのこの結果、かつ時計も同開催の良馬場では上位ですから、力がありましたね。
リンドラゴは4月も出走するということで、活躍を期待しています。

フェールデレーヴは3歳未勝利で6着。
新馬戦の時計は1:36.6で上がり3fは35.0でした。
今回はそこから1秒縮めて1:35.5で上がり3fは35.1を記録。
新:96.6 – 61.6 – 35.0
未:95.5 – 60.4 – 35.1
道中の追走は逃げた前回より速くなってて、上がりはほぼ同じなので、中身は充実してきた印象です。
短縮して追走早いほうが良いか、延長して追走楽な方が良いかは微妙なラインにも思えます。
厩舎は短縮を示しており、それがうまく出てくれることを期待したいですね。

4月はリンドラゴとアッシュフォードが出走予定。活躍を期待します。

ノルマンディーオーナーズクラブ

3月は4歳のフォンメイリーが出走しました。
結果は9着に終わっています。

1年前の2022年3月にフォンメイリーは中京1,800mの不良馬場で1:54.5を記録。
これはデビュー2戦目でした。
今回、同じコースで同じく不良馬場で、1:52.8でゴールしています。
上がり3fの時計はほぼ一緒ですから、先行力が伸びていることがわかります。
今回は結果を残せませんでしたが、これは良い傾向だと思います。

鞍上の川端ジョッキーも思い切った競馬をやってくれました。
四位先生も先々を見すえたレース選択をしてくださっており、まだまだここから先が楽しみです。
次走は4月の福島を予定しており、主戦の斎藤新ジョッキーが鞍上を務める見込みです。
そこでの活躍を期待したいですね。

その他、4月は地方から中央復帰を目指すクトゥネシリカ、デビューとなるジャーヴィスとビヨンドザバラードが出走を予定しています。
全頭ともに無事に、願わくば良い結果を期待したいところです。

インゼルサラブレッドクラブ

インゼルサラブレッドクラブは3歳のクリダームとシュニーが出走しました。

クリダームはダートOP競走の昇竜Sで11着でした。
クリダームは函館2歳Sを2着に入っていますが、そこは逃げて前半34.5秒。今回の昇竜Sは34.3秒で入っています。
ダートで距離延長になりましたが、クリダームにとってタフな流れになったかもしれません。

クリダームは新馬勝ち→函館2歳で2着などがあって、早期から活躍できそうな感じを見せていました。
とはいえ、晩成的な血も多い印象ですし、決して早熟な馬なわけではないと思います。
デビュー時は地力で勝てましたが、成長スピードで他の馬たちが追い抜いているのではないか、と思っています。
様々な競馬場で走っていますが、時計的な良化はまだ果たせておらず、良化前にあるのではないでしょうか。
まだここからの成長に期待します。

シュニーは1勝Cに出走して13着でした。
阪神ダート1,800mはこれが2回目の出走となりました。
1度目はメジェドの2着になった未勝利戦で、良馬場で1:56.0を記録。
今回は1:55.9という時計で、これは不良馬場なので、もう少し時計は良化できたかな、という印象です。
前半の時計的にも、未勝利の方が早かったため、無謀なペースだったわけでもなさそうです。
4コーナーでは故障を疑うほどの失速をしており、厩舎のコメント的には気持ちの問題もあったようです。
他の馬に迫られたり、揉まれたりするとひるんでしまうところがあるのかもしれません。
外枠前目や、単独で終盤まで直線というシチュエーションだとまた変わってくるかもしれません。

2頭ともに残念な結果に終わりましたが、どちらも成長途上でしょうし、ここから先の成長に期待したいと思います。

4月はシュニーが続戦予定。
オストファーレンも帰厩し、4月、5月で見られそうです。何とか勝ち上がってほしいです。

月間成績に見る注目情報

今年は1年を通して、近年開業の厩舎や若手ジョッキーを追いかけ、応援しつつ出資検討の材料を増やしていこうと思います。

1月は栗東・辻野泰之先生と古川奈穂ジョッキー
2月は栗東・田中克典先生と水沼元輝ジョッキー
3月は栗東・四位洋文先生と角田大河ジョッキーをご紹介します。

栗東・四位洋文先生

四位洋文先生は2021年に栗東で開業されました。1月の辻野先生、2月の田中克典先生と開業同期です。

四位先生は騎手出身で、アグネスデジタルの鞍上としてJPN1を含むG1を5勝。
ウオッカの鞍上として阪神ジュベナイルフィリーズと日本ダービーを制するなど、名騎手として活躍されました。

四位先生はこの3月に4勝をあげ、勝ち数でリーディング14位につけています。

勝ち星をあげた4頭はいずれも当初から四位厩舎に所属。
ソッコータルマカとエンドウノハナは1月にも勝っており、今年に入って2勝目をあげています。
ブレイクボーイも2月に2着から3月に勝利を決めています。

この戦績からもわかるように、四位先生は馬の伸び時や使い時を逃さない印象を受けます。
勝った馬はどれも人気を集めており、前走から良い状態を継続させ、期待できる状態でレースに臨まれているようにも見えますね。
こうした使い時やレース選びがソッコータルマカとエンドウノハナの連勝につながり、ブレイクボーイの勝ち上がりにつながっていると考えられます。
ディープリボーンもデビュー戦5着で、権利的には続けて起用できるところでした。
それでも期間を開け、きっちり勝っていますから、馬の成長や使いどころの選択が抜群なのだと思います。

私はノルマンディーのフォンメイリーと、インゼルのダンシングオンエアの21で四位先生にお世話になっております。
フォンメイリーの起用からも、使いどころをかなり選ばれている印象を受けています。
チャンスと見れば騎手、距離、競馬場を変えずに継続して起用されており、それが勝ち上がりにつながったと思っています。

時には自ら調教をつけ、馬の特性を確認されることもあり、とても説得力のあるコメントを寄せてくださいました。

馬の特性を見極めつつ、チャンスを逃さない起用は、ノルマンディーやインゼルで出資をしていると非常にありがたく感じます。
個人的にはチャンスがある限り毎年四位先生の厩舎所属の馬に出資したいな、と思っています。

主戦を務めた福永ジョッキーが引退され、その位置を誰が担うかは今後楽しみですね。

今後もさらなるご活躍をされると思います。引き続き応援していきます。

石橋守厩舎所属・角田大河ジョッキー

角田大河ジョッキーは2022年デビュー、2年目の若手ジョッキーです。
同期には今村聖奈ジョッキーや、先月ご紹介した水沼元輝ジョッキーがいます。
この世代では、今村ジョッキーと角田ジョッキー、佐々木ジョッキーが騎乗機会を集めており、中でも最多なのが角田ジョッキーです。

角田大河ジョッキーは3月に6勝をあげ、毎日杯で初の重賞勝利を記録しました。

所属する石橋厩舎でも2勝をあげ、その他にも4勝をあげ、一気に調子を上げてきた印象を受けます。
3月は55戦中、1番人気の馬に乗ったのは1度きりでした。

角田ジョッキーの戦績を見てふと思ったのは、継続騎乗で成果を残していることです。
自厩舎のノボリクレバーやメイショウソラフネで継続するのはわかるものの、ナムラアンソニーやサウザンドスマイルでもコンビ継続で成果を残しています。

減量を生かしての騎乗ということはあるでしょうが、その騎乗機会を生かして継続騎乗の機会を得ていることがわかります。
私も出資馬の鞍上を若手ジョッキーが務めることがありますが、コンビ継続となった例は少なく、次はまた別のジョッキーが乗っていることが多々あります。
角田ジョッキーが減量を生かしているだけでなく、技術的にも期待される存在であることは、ここから見てとれます。
減量騎手として起用したいジョッキーの上位にいると考えられ、それが1回目の機会獲得にもつながっているのでしょう。
テン乗りでも成果を残しており、今年は今後成果を伸ばし続けるかもしれません。

重賞でも起用され、1着を獲得した通り、減量条件でなくとも期待される存在にもなっています。
この重賞勝利はとても大きな1勝ではないかと思います。

シーズンリッチはクラシック本番で誰が鞍上を務めるのか気になりますね。
角田大河ジョッキーが継続起用され、活躍するところを見てみたいです。

3月まとめ

3月は勝てずに終わりました。
悔しいな、と思っていたところにアッシュフォードの転厩。
いろいろあるものです。

この転厩が良い転厩となることを期待します。
早々に達成されてしまうかもしれませんが、西園翔太先生の初重賞勝利がアッシュフォードになるなんてことが、今年実現すると最高ですね。

4月は幸先の良いスタートを切っています。

この調子で良い1か月になるのを期待します。

引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

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この記事を書いた人

HN:シオノゴハン
趣味:競馬と雑学調べ
一口馬主:
シルクホースレーシング 2019年~
ノルマンディーオーナーズクラブ 2020年~
インゼルサラブレッドクラブ 2021年~
POG:不愉快な仲間たち

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