2024/3/16,17 出資馬出走予定・回顧&重要予想 スノーディーヴァ・トーマスフレア・ジャーヴィス

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今週の出資馬動向と重賞予想

2024年競馬開催第11週目です。
先週は開業された調教師の先生方の管理馬が走り始めましたね。
注目の福永先生の厩舎は、鞍上武豊ジョッキーで初戦を迎えるも惜しい2着でしたね。

先週は出資馬スノーディーヴァがデビュー2戦目で初勝利。その回顧をします。

また、今週は出資馬のトーマスフレア(ITC)とジャーヴィス(NOC)が出走予定ですので、その展望をまとめていきます。
重賞予想は今週はお休みさせてください。

出資馬一覧

当ブログにおける分析や予想は、私シオノゴハンが個人的な検討内容を記事にしたものです。成果の保証はできません。馬券の購入はご自身の判断にてお願いいたします。 また、私の主観による分析ですので、読者の皆さまにとって望まない表現が出てくる可能性もございますが、ご了承ください。

3/9 出資馬 スノーディーヴァ (NOC) 出走レース回顧 中京3R

3/9 中京3R
3歳 未勝利 馬齢
芝 2,000m戦
1着 02:03.3

スノーディーヴァの回顧

ノルマンディーOC所属のスノーディーヴァが、デビュー2戦目で初勝利をあげてくれました。
既走馬相手のデビュー戦となった前走は、好スタートから好位を維持するも9着。レースセンスの良さを示すも悔しい結果になりました。
そのまま在厩のまま調整し、中京開幕週での出走、逃げ切り勝ちを決めてくれました。

脚質は逃げ・先行、鞍上は減量騎手、距離延長でペースが緩む環境での出走、そして開幕週という条件がそろったところに、1枠1番という絶好の枠を獲得。
厩舎での育成はもちろんですが、深山先生のレース選びと騎手起用のかみ合い方が本当にすごく、そこに枠順までハマったので、かなり期待ができる状況でした。
とはいえ、相手にはリスグラシューの初仔シュヴァルトリリエ、ノームコア・クロノジェネシスの半妹のクロノネクサスが出走とあって、相手関係的にはタフな環境でした。

スタートが大事と注目していましたが、ゲートが開くとともに好スタートを決めてくれました。
ただ、その後の進み具合は外枠の馬の方が良く、ハナはとれないかも、と思ったところで、鞍上の西塚騎手が促してハナを譲らずにコーナーに入れました。
そこから先はコーナーワークでポジションを確保。同時にペースも緩めることができ、スローペースで逃げられる展開に。
西塚騎手の抜群の判断と好騎乗が光る展開になりました。

直線をむき、上り坂に入ったところで、一度は捕まるかと思いましたが、上り切ってからも余力があったのがスノーディーヴァでしたね。
好位置で道中進み、ペースも緩めることができたことで、好位で競馬をしていた他の馬につかまることはありませんでした。
調教がかなり良く、注目していたピースワンデュックに最後は追い詰められますが、ハナ差でしのいでの勝利となりました。

勝ち時計は02:03.3と決して早いものではないものの、好スタートから促してハナをとり、道中ペースを緩め、最後まで譲らないという、まさに自分で作ったレースでしたし、中身は抜群のものだったと思います。
西塚騎手の-2kgの減量も効いている着差なのですが、減量の有利さを生かした抜群の騎乗があってしのげたハナ差だと思いますし、単純な斤量さでもない印象。

本当にあらゆることがかみ合っての勝利だと思います。
こうした運もつかめるのは、厩舎の見極めとスノーディーヴァのレースセンスの良さがあってのことですし、本当に大きな1勝です。
ここから成長し、次のステップでも成果を残してほしいものです。

この後、スノーディーヴァは短期放牧を挟んで1勝クラスに出走予定。そこでも好走してくれるとさらに先が楽しみですね。引き続き応援していきます。


3/16 出資馬 トーマスフレア (ITC) 出走レース 中京4R

3/16 中京4R
3歳 未勝利 馬齢
芝 2,000m戦

トーマスフレアの展望

インゼルTC所属のトーマスフレアはこれがデビュー3戦目です。
デビュー戦は芝1,800mで11頭立て6着。2戦目はダート1,800mで14着でした。
ダートがあわなかった可能性を見て、今回は距離延長しての芝2,000m戦での出走です。
トーマスフレアのデビュー戦で一緒に走った馬は、今のところ勝ち馬のカーメルタザイト以外に勝ち上がりが出ていません。

前走は12月24日の出走ですから、そこから2か月半が経過。
その間の外厩・厩舎での調教では良化しているところを見せ、今回は楽しみな1戦。
ただ、まだ気性面での成長が追い付いていない印象もあり、使いつつなイメージです。
同じくインゼル所属馬だったSaxon Warrior産駒のオストファーレンは、中央未勝利も地方転厩後、短距離で駆け抜けたことでレースの質が変化。圧勝で連勝中です。
Saxon Warrior産駒は気性面でピリッとしたところが薄く、頑固なところもあるのかな、という印象で、トーマスフレアも使いつつ気性的な変化に期待したいタイプです。

枠は大外枠を引き、馬場状態もまだ良いでしょうから、大外枠は不利でしょう。
ただ、内枠にデビュー戦の馬が集まりましたから、レース経験の差で外枠各馬もポジションを取りやすい展開になる可能性は十分あります。
逃げて競馬をするタイプではありませんが、好位に着けて末脚を発揮できる流れになってくれるとうれしいですね。
調教では上り時計で鋭い末脚を見せていますし、中京の直線はあうと思います。楽しみです。

レース展開

新馬戦から好走続きの良血馬、④コルレオニスは実力上位でしょう。
新馬戦でアドマイヤテラの3着に入った⑧カリーニョも、その後のアドマイヤテラの走りを見ればここは上位の1頭です。
今回がデビュー戦となるハーツクライ産駒の②ロードオールライトは川田騎手・中内田厩舎のゴールデンコンビ。初戦でどうか、という印象はありますが、クラブ期待の良血馬で、ここは好勝負を期待されているでしょう。

既走馬はそれぞれ実績があり、相手関係はかなりタフな印象を受けます。
このメンバー相手に勝つことができれば、今後が非常に楽しみです。

全馬の無事を祈りつつ、トーマスフレアの勝利に期待します。

3/16 出資馬 ジャーヴィス (NOC) 出走レース回顧 阪神12R

3/16 阪神12R
4歳以上 1勝クラス 馬齢
ダート 1,400m戦

ジャーヴィスの展望

ノルマンディーOC所属のジャーヴィス、前走は末脚を発揮しての2着でした。
優先権ギリギリとなる期間をあけてのレースです。

芝スタートで下りつつの長い直線からコーナーに入っていく阪神ダート1,400mはハイペースになりやすいコースです。
前走は控えて末脚を発揮したジャーヴィスですが、基本的には前目が有利なコース。
もちろんタフな流れになりやすいですし、直線で坂が控えていますから、単純な逃げ馬が勝ちやすいわけではないものの、道中後ろになりすぎると届かないのは間違いありません。

可能であれば好位につけて末脚を発揮してくれればと思いますが、脚が貯まるラップで走れるかどうか。
古馬になって成長してきていますし、気性的にも追走力は高まっていますし、成果を期待したいところです。

レース展開

先行力があり、クラスでの実績もある⑭ハクサンバードが大外枠を獲得。
芝スタートでコーナーまで直線も長いので、外枠は有利になりやすく、ここは成果を出してきそう。

同じく外枠でこの距離で実績のある⑫ストロンゲストも、良い末脚を発揮してくると思います。

この2頭が強敵だと思いますが、ジャーヴィスも時計を縮めていますし、好勝負を期待したいです。

全馬の無事を祈りつつ、ジャーヴィスの勝利を期待します。

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この記事を書いた人

HN:シオノゴハン
趣味:競馬と雑学調べ
一口馬主:
シルクホースレーシング 2019年~
ノルマンディーオーナーズクラブ 2020年~
インゼルサラブレッドクラブ 2021年~
POG:不愉快な仲間たち

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