2024/3/9,10 出資馬出走予定&重要予想 スノーディーヴァ #中山牝馬S #フィリーズレビュー #金鯱賞

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目次

今週の出資馬動向と重賞予想

2024年競馬開催第10週目です。

先週は新人騎手の皆さんがデビューされ、柴田ジョッキーが初勝利をあげました。

今週は新たに開業された調教師の先生方のデビュー週。
福永祐一先生の初出走初勝利が見られるか、とても楽しみですね。

今週の重賞は3レース。その予想も簡単にまとめつつ、出走予定のスノーディーヴァについてまとめていきます。

出資馬一覧

当ブログにおける分析や予想は、私シオノゴハンが個人的な検討内容を記事にしたものです。成果の保証はできません。馬券の購入はご自身の判断にてお願いいたします。 また、私の主観による分析ですので、読者の皆さまにとって望まない表現が出てくる可能性もございますが、ご了承ください。

出資馬ゴールデンリープ・フォンメイリー・ジャーヴィス・エクラメテオール・クリダーム

ゴールデンリープ(SHC)

シルクホースクラブ所属のゴールデンリープが帰厩。
昨年、北海道で調整後、そのまま厩舎に戻ったものの、長距離輸送で体調を崩して再度ノーザンファーム天栄に放牧に出ていました。

ここまで順調に調整できたことで、このタイミングで入厩となりました。
380kgの小柄な馬体ですから、極力体重を減らさずに進められると良いですね。たくさん食べて大きくなってくれるとうれしいものの、オルフェーヴル産駒ですからサイズ感はこのままではないかなと思います。
デビュー戦は芝のスプリント戦を使用しましたが、血統的にはダートも楽しみな1頭。次走を楽しみです。

フォンメイリー(NOC)

ノルマンディーOC所属のフォンメイリーも帰厩。
粕谷先生の厩舎に転厩後、喉の病が発覚。その治療が昨年11月ごろですから、そこからの復帰となります。

転厩のタイミングが運悪く、喉の不調の発覚がずれ込んでしまった印象で、それでもこうしてまた厩舎に戻ってこれるまで回復したのは不幸中の幸いです。
次走予定は4月7日の福島ダート1,700m戦。距離短縮後、今回は1,700mに延長でのレースですが、ローカルのこの距離は成果が出ている距離でもあり、楽しみな舞台です。

ノーザンファーム生産の良血馬で、2勝目をあげられれば岡田スタッドでの繁殖入りも期待できそうですし、5歳シーズンで勝利を重ねてほしいところ。
復帰戦が楽しみです。

ジャーヴィス(NOC)

ノルマンディーOC所属のジャーヴィスも帰厩。
前走が2月17日、次走が3月16日予定ですから、短期放牧から10日間でレースに臨む形になります。
状態も良さそうですし、鞍上も3走連続で岩田望来騎手。前走で良い末脚を引き出してくれていますし、このコンビでの勝利を期待したいところ。

ここまでの戦績では直線平坦のコースの方が成果は出ています。
そこはビーチパトロール産駒らしくもありますが、古馬になって力のいる場面でも能力を発揮してくれるとうれしいですね。クラス突破を期待します。

エクラメテオール(NOC)

ノルマンディーOC所属のエクラメテオールがゲート試験合格。
ここからデビューに向けて調整が始まります。

ここから未勝利終了まであと半年ほどですから、デビュー戦からある程度勝負できるところを見せてほしいところです。
長らく順調に進まず苦戦していましたが、23年秋から24年2月にかけて馬体がグッと成長し、力がついてきた印象です。
調教を積んでいけば一気に伸びるのではないかと思いますし、最初の時計が楽しみです。

クリダーム(ITC)

インゼルTC所属のクリダームがついに入厩。
前走は2023年6月10日の函館日刊スポーツ杯に出走して以来の入厩です。
そのレースで鞍上の武豊ジョッキーが残したコメントが「牧場から入厩して日が浅く、馬がまだできていなかった」というものでした。

そこから本当に随分と間が空いてしまいましたね。
この2月に上原佑紀先生の厩舎に転厩が発表され、馬房数が増えると共に入厩。
本当にうれしいですね。同じ厩舎のゴールデンリープと一緒にがんばってほしいところ。
久々ですし、出走はまだ先になるのではないかと思いますが、上原先生の手腕でクリダームを育ててくださることを信じていきたいと思います。

3/9 出資馬 スノーディーヴァ (NOC) 出走レース 中京3R

3/9 中京3R
3歳 未勝利 馬齢
芝 2,000m戦

スノーディーヴァの展望

ノルマンディーOC所属のスノーディーヴァ、前走は未勝利戦でデビューとなり、9着に入っています。
そこから中2週を経て、2戦目に挑みます。

中京の芝2,000mは上り坂の途中スタートの4コーナー戦。
コーナーは小回り、直線は坂がきついものの長く末脚を発揮しやすい環境というのが中京競馬場。
2,000mというコースにおいては、距離的にもコース形状的にもスローペースになりやすく、好位置から末脚を発揮できる馬が有利になるイメージです。

スノーディーヴァは1枠1番に入り、開幕週において好スタートを決めればかなり有利な枠です。
前走は未勝利戦デビューながらも、既走馬相手に好スタート好ダッシュを決め好位で競馬を進めることができています。
今回は距離延長ですし、ペースも前走並みに落ち着く可能性があるでしょうし、好位で進められるのではないかと思います。

前走はレースセンスの良さを見せてくれましたし、負けはしたものの、上昇の可能性を示す競馬でした。
一度競馬を経験したことで、パフォーマンスをあげてくれることを期待します。
今回も前目で競馬を進め、押し切ってくれたらうれしいですね。

レース展開

メンバーにはリスグラシューの初仔シュヴァルトリリエ、ノームコア・クロノジェネシスの半妹のクロノネクサスが出走します。
スノーディーヴァもスマートレイアーとプラチナムバレットの下ですから、そこは対抗してほしいところ。

好位差しができる④ライフセービングと⑤ワイマングが前目に位置する展開になりそうで、そこにスノーディーヴァもついていく、もしくは引っ張る展開になると思います。
シュヴェルトリリエは9月以来の久々ですが、その後につけるイメージでしょうか。

このレースがデビュー戦となる②ピースワンデュックが調教で好時計をマークしており、その調教通りのイメージで走ってくると実力は高そうです。

スノーディーヴァの勝利を祈りつつ、全馬の無事を祈ります。

3/9 中山11R 中山牝馬S(G3)

3/9 中山11R
4歳以上 牝馬 オープンクラス ハンデ
芝 内1,800m戦

予想印

中山1,800mはゲートオープンと同時に坂があり、直後にコーナーに入るというコースです。
急坂適性があって馬力のある逃げ馬が複数揃えば、ポジション争いが激しくなりやすく、そうでない場合は坂もあってペースもあがりにくいという形状。
基本的には内の先行馬がポジションを取りやすいコースです。

ただ、今週の中山は雨天の影響で馬場コンディションは悪化しています。
開催2週目の先週も逃げて楽に勝てる馬場ではなく、差しも決まる展開で、今週はその傾向がさらに増してきそう。
元々小回りで急坂のある中山コースですから、馬力があってコーナリングが上手なタイプが勝ちやすく、そのうえで雨天ですから、牝馬ながらも牡馬に負けないパワーのある差し馬が成果を残しそうなイメージです。

本命は⑪コスタボニータとします。
前走愛知杯はかなりのハイペースとなり、前がしんどい展開の中で、先行勢最先着となる4着。
今回、ペースはある程度落ち着くでしょうし、外枠に入って馬場の良いところを走れそうなところも魅力。
好位差しを決められるタイプですし、稍重で3連勝を決めている馬ですから、ここは期待したいところです。

対抗は①タガノパッションです。
前走はコスタボニータ同様に愛知杯。
ハイペースながらも後方勢も脚を溜められず苦戦する中、1枚上の末脚で2着に入っています。
3勝クラスをまだ勝利していないものの、前走愛知杯で2着に入ってオープン入り。キャリア的な部分で斤量は53kgで済んでいます。
キングカメハメハ×シンボリクリスエスで、Nashua≒Nantallahのニアリークロスでパワーもあるでしょうから、小回りから末脚を決める展開に期待したいと思います。

全馬の無事と活躍を祈ります。

3/9 阪神11R フィリーズレビュー(G2)

3/9 阪神11R
3歳 牝馬 オープンクラス 馬齢
芝 内1,400m戦

予想印

阪神の芝内1,400mで開催されるレースです。
スタートから3コーナーまで平坦、そこからは直線途中まで下り勾配となるコースですので、ハイペースで道中もペースが緩みにくいことが特徴です。
ゴール直前に急坂が控えており、そこで止まらずに走れるかどうかが勝負の分かれ道で、ハイペースで先行した馬はここでつかまることも多いのがこのコースの特徴です。

阪神JFや桜花賞と同じ阪神競馬場開催ではあるものの、外回りの大箱である外・1,600mの前述2レースと、内回りで急坂のある内・1,400mのフィリーズレビューでは求められる能力の方向性は異なります。
馬格とスピードがありつつ、大箱ではあまり力を発揮できなかったタイプが好走できるコースで、逆に大箱で成果を残してきたタイプが人気する場合、危険視したほうが良いコースです。

本命は⑤カルチャーデイです。
ファンタジーSの勝ち馬で、前走阪神JFは16着に沈んでいます。
デビュー戦は1,200mでスピードのあるタイプ。距離延長で臨んだファンタジーSも先行から好位差しで勝利しています。
父・母ともにスプリンターで、1,600mは距離が長かった印象。今回、距離短縮で臨めるこのレースは、力を発揮できると思います。
配合も非根幹距離っぽく、好位差しを決められそうなイメージです。

対抗は⑥シカゴスティングです。
阪神JFは逃げて5着でした。ロゴタイプ×スクリーンヒーローにMarjuという配合で、小回りコースで成果を残せそうなイメージです。
スプリント戦で勝ち、ファンタジーSでも3着に入っており、この距離で力を発揮できるイメージ。
レース経験的な要素で前走はハナを切る形になりましたが、前に馬をおいて走れたほうが良いと思いますし、先行から好位差しに期待したいですね。

単穴は②ロゼフレアです。
欧州要素が極めて強い馬で、Danzigの血を強く引いています。
阪神1,400mはここまで3戦1勝2着2回で得意なコース。
鋭い末脚が武器、かつこの末脚を1,400mで記録しており、コーナーでまくりながら直線伸びることができることを実績が示しています。
この舞台巧者ですから、末脚を伸ばしてくると期待します。

全馬の無事と活躍を祈ります。

3/9 中京11R 金鯱賞(G2)

3/9 中京11R
4歳以上 オープンクラス 別定
芝 2,000m戦

予想印

中京の芝2,000mは上り坂の途中スタートの4コーナー戦。
コーナーは小回り、直線は坂がきついものの長く末脚を発揮しやすい環境というのが中京競馬場。
力のある馬が素直にその力を発揮しやすいコースイメージですが、小回りではあるため外枠は不利。

開幕週ですからスローで進んだ場合は前が止まらない展開になる可能性が高いでしょう。

本命は③ドゥレッツァです。
菊花賞で見せたパフォーマンスは極めて高く、今後のG1を勝つ馬だと思います。
好位から末脚を発揮できること、コントロールが効くタイプであることも強い魅力で、スローペースを我慢し、前目から末脚を発揮すれば、このコースにぴったりはまるでしょう。

対抗は⑦ヤマニンサルバムです。
オープン級で苦戦が続いていましたが、三浦皇成ジョッキーに騎手が変わって2連勝で重賞馬に。
先行して粘れることが魅力で粘りこめる配合要素も十分ある馬です。
中京2,000mで成果を残していますし、開幕週の中京で先行して押し切るイメージがわきます。
ここでどこまでやれるか、楽しみなレースです。

単穴は④プログノーシスです。
実力は上位で間違いなく、昨年の金鯱賞も制しています。
後方から鋭い末脚を発揮できることが魅力で、中京の長い直線はその脚を使うのに適した舞台です。
天皇賞秋でも3着に入っている実力馬ですが、開幕週ということもありますし、先行勢から期待してみます。

全馬の無事と活躍を祈ります。

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この記事を書いた人

HN:シオノゴハン
趣味:競馬と雑学調べ
一口馬主:
シルクホースレーシング 2019年~
ノルマンディーオーナーズクラブ 2020年~
インゼルサラブレッドクラブ 2021年~
POG:不愉快な仲間たち

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