ノルマンディーOC 2021年産2次募集検討 ロゴマークの21

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ノルマンディーOC 2021年産2次募集馬の検討

 ノルマンディーの2021年産への出資、2次募集の先行申込がいよいよスタートしました。今日は募集番号39番のロゴマークの21について分析していこうと思います。
 ノルマンディーOCの21年産への出資方針は以下の記事にまとめております。ぜひそちらもご覧くださいますと幸いです。

参考図書

監修:栗山 求, 監修:望田 潤, 編集:競馬道OnLine 編集部
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 本分析は募集馬の活躍を保証するのものではございません。出資などの最終のご判断はご自身にご決断ください。また、私の主観による分析ですので、読者の望まない表現が出てくる可能性もございますが、ご了承ください

ロゴマークの21 分析

ロゴマークの21
  • ロゴマークの21
    • :ヘニーヒューズ
    • :ロゴマーク
      • 母父:チチカステナンゴ
    • 性別:牡馬
    • 生年月日:2021年5月4日
      • 母10歳時の産駒
    • 所属予定:美浦 西田雄一郎厩舎
      • 22年リーディング:159位 7勝
    • 生産:今牧場
    • 募集総額:1,080万円
      • 一口価格:27,000円

 ロゴマークの21は今牧場生産馬です。母ロゴマーク10歳時の産駒で、ロゴマークは通算9戦して未勝利。芝・ダートで走りましたが、掲示板に乗った経験はありません。
 ベリアーニの牝系で、その中でも最も活躍馬の多いと言っていいスターバレリーナの系統です。ロゴマークは半兄にG1を3勝したロゴタイプを持ち、いとこに重賞3勝、スプリンターズS2着のパドトロワがいます。母の競走成績は厳しいものがありますが、優秀な牝系の出身と言えます。

 預託予定は西田雄一郎先生の厩舎です。西田先生はジョッキー出身で、新潟1,000mを得意とする印象が強い方でした。初年度より自厩舎で育成したネバレチュゴーとニシノビウモッソが2歳未勝利戦を勝ち上がっています。

 ロゴマークの2021は父にヘニーヒューズを持ちます。ヘニーヒューズは2020~22年とJRAダートリーディングサイアーを獲得。アジアエクスプレスをはじめ、芝で活躍した馬もいましたが、近年ではダート種牡馬として大きな成果を残しています。距離はマイルを中心に短距離から4コーナーダートまでこなします。
 ヘニーヒューズはStorm Catの系統。Bold RulerとNasrullahの血にPrincequilloが入るタイプで、そこに北米のパワー血統が駆動力として機能しています。そのため、溜めてキレるというより、一本調子で走り続ける競馬が得意なタイプで、産駒も気持ちよく走れると強い傾向です。

 こうした血統背景を持つので、ヘニーヒューズらしさを継続的に強化する血と相性が良い傾向です。Bold Rulerの柔らかなスピード要素を強化していく方向性として、アグネスタキオンやスペシャルウィークや、北米パワー血統を持つDistorted Humorやフジキセキとは好相性です。

 母の父チチカステナンゴは欧州G1を2勝。欧州ではフランスダービーを制したヴィジョンデタを輩出するなど、活躍馬を出しました。日本に輸入されましたが、日本では重賞馬を出すことはできませんでした。
 チチカステナンゴの父系はNasrullahで、その中でもCaroの系統です。チチカステナンゴの父SamadounはRelicの5×5を持つのみで、クロスの薄いタイプ。対して母SmalaはNorthern Dancerの2×3という強烈なクロスを持っています。クロスの薄い父と濃い母でバランスが取れている印象を受けます。また、母系はSecretariatやSir Gaylordの母Somethingroyalの系統という血統背景を持ちます。チチカステナンゴの母の父AntheusはNorthern Dancer×Sir Gaylordという組み合わせですから、チチカステナンゴはSomethingroyalの5×7を持つことになります。

 ヘニーヒューズ×チチカステナンゴの産駒はデビュー済みで3頭いますが、うち2頭が勝ち上がり。18年産のサンライズウルズはリステッド勝ちを記録し、重賞戦線に名乗りを上げています。
 チチカステナンゴは父系がNasrullah、母系がSomethingroyal。ヘニーヒューズがSecretariatを持つので、Somethingroyalの牝馬クロスが発生します。SecretariatとSir Gaylordは母Somethingroyalで共通。加えて父系も近い要素を持つので、名馬のニアリークロスが生じます。
 チチカステナンゴはこの他にもBold Rulerの血を持っているので、Northern Dancerのクロスで引き締めつつも、全体的にはBold Ruler(Nasrullah)+Princequilloの柔らかなスピードを強化している印象です。そこに加えて北米パワー血脈のRelicのクロスも持っているので、ヘニーヒューズの持っている要素を強化するうえで適した母の父と見て良さそうです。

 そして、ロゴマークの2021の祖母はステレオタイプ。Risen Starを経由してSecretariatの血を引いています。かなりヘニーヒューズの持つ柔らかさを刺激している印象です。Nureyevの血も引いており、この部分はサンライズウルズとも共通。もう1頭の勝ち上がり馬であるホワイトクロウとも共通します。サンライズウルズ、ホワイトクロウとは大部分が共通しており、ヘニーヒューズの異系の成功パターンとして見て良さそうです。

 血統背景や、類似の血を持つ活躍馬との比較でみても、募集価格以上の活躍は期待できそうな印象を受けています。馬体はすでに5月生まれにして500kg弱まで体重があり、ここまで説明してきた通り柔らかい血が多いこともあってか、かなり緩い印象を受けます。鍛えてどれくらい引き締まってくるか、そこにかかっているのではないかと思います。

まとめ

 かなり面白い1頭だと思います。ダートの父、芝の母の父、未勝利の母、5月生まれと不安になる要素があるからこそ、この価格で募集されているのではないかと思います。ですが、ヘニーヒューズとチチカステナンゴは相性が良いと思いますし、名馬を出した牝系の出身です。

 鍛え方次第で面白い成果を残してくれるのではないかと思います。価格もそう高くありませんから、この馬も狙ってみたいと思っています。

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この記事を書いた人

HN:シオノゴハン
趣味:競馬と雑学調べ
一口馬主:
シルクホースレーシング 2019年~
ノルマンディーオーナーズクラブ 2020年~
インゼルサラブレッドクラブ 2021年~
POG:不愉快な仲間たち

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