2024/2/4 出資馬出走予定&重要予想 リンドラゴ(SHC)きさらぎ賞・東京新聞杯

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今週の出資馬出走予定&重賞予想

2024年も2月に入りました。競馬は第5週ですね。
今週の開催で2021年産競走馬の芝の新馬戦が終了します。ダートの新馬戦はあと2週続きます。
春の世代重賞、G1競走戦線も激しい争いですが、勝ち上がりの戦線も混雑度合いが増し、厳しさを増しています。

私の2021年産出資馬は7頭おり、うち5頭がデビュー。勝ち上がりはノーブルロジャーの1頭です。
残りの4頭のうち、夏から始動できたシルクHCのゴールデンリープは喉の手術で早々に戦線離脱。そろそろの復帰が見えてきました。
九州産路線でデビューしたノルマンディーOCのブリッツクリーク、1月デビューとなったインゼルTCのマルモアは骨折。ブリッツクリークは地方から、マルモアは未勝利戦最終週あたりの復帰をめざします。

かなり苦戦している状況ですが、まだ2月ですし、復帰を期待して応援したいと思います。

今週はシルクHCの明け5歳のリンドラゴが2勝クラスに出走予定。初の東京コースでとても楽しみです。

出資馬一覧

当ブログにおける分析や予想は、私シオノゴハンが個人的な検討内容を記事にしたものです。成果の保証はできません。馬券の購入はご自身の判断にてお願いいたします。 また、私の主観による分析ですので、読者の皆さまにとって望まない表現が出てくる可能性もございますが、ご了承ください。

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2/4 東京12R 4歳以上2勝C リンドラゴ 出走レース

2/4 東京12R
4歳以上 2勝クラス 定量
ダート 1,300m戦

リンドラゴの展望

シルクHCで出資しているリンドラゴの2024年初戦です。
2023年は7戦して1勝、2着1回という戦績。2勝クラスでは5戦してまだ掲示板に入れていません。
ゲートが苦手で、スタートからスピードに乗れるタイプではないものの、上がり3f最速は14戦中6度記録するなど、末脚がしっかりとしたタイプです。

今回はダートスタートの東京1,300m戦。
直線の長い大箱コースで、リンドラゴの末脚に期待するのには楽しみな舞台です。
ミッキーアイルの牡馬の産駒はパワーがあるタイプも多く、コーナリングしつつ力強くまくったり、上り坂で伸びる力が求められるコースに強い傾向です。
そのため、全体としては東京競馬場のダートコースの成績は良くないのですが、リンドラゴの脚質としてはあうコースだと思います。

今回の鞍上も北村友一騎手が務めてくださいます。
北村騎手は1勝クラスで2着→1着と好走と勝利を達成したときからのコンビで、リンドラゴの持ち味を知ってくれている印象です。

ここは期待して良いのではないかと思っています。

展開イメージ

ダート1,300mは東京限定のコースで、スタートはダート。
最初のコーナーまで十分に距離があって、コーナーも緩やかなため、逃げ・先行馬がハイペースで走り、そのままスプリント戦らしくなだれ込むイメージのコースです。
芝スタートではないので、初速から速く行けるパワーとスピードが求められ、米血が強いイメージです。

このレースも、逃げ・先行馬が集まりました。
特にテンが速そうな⑮エランティスと⑯ワイアウが大外に入り、好位をとりたいでしょうから、内の先行と位置取り争いとなればハイペースになりそうな印象。
①アーサーテソーロ、②オルコス、④ケルンコンサートも内の先行馬で、このポジションは譲りたくないでしょうから、ここは厳しい展開になるのではないかと思います。

後方勢は⑦フィールザワールド、⑫カンパニョーラ。加えて出資馬の⑩リンドラゴでしょうか。
末脚の時計ではリンドラゴはやはり勝負になりそうな印象があります。
問題はどの位置で競馬ができるか、というところで、フィールザワールドやカンパニョーラの方が追走は得意そう。
スタートを決めて中団あたりで進められる展開になれば、リンドラゴは楽しみだと思います。

ハイペースの展開となったとき、前から遅れず、末脚もしっかりと発揮できるタイプは有力です。
1,200mからの距離延長となる⑥アポロプラネットは枠としても脚質としても、好位で進められそう。
強敵となるのではないかと思います。

予想印

明らかなひいき目ですが、このように予想しました。

本命は⑩リンドラゴです。
中京競馬場で未勝利戦2着に入ったときの末脚は衝撃的で、東京競馬場でもその末脚を思い出すような上がりを見せてくれるのではないかと期待しています。
ゲートを無事にこなしてくれるか、十分な追走ができるかなどの不安要素はあるものの、展開的にはハイペースになりそうですし、リンドラゴの末脚が生きる展開に期待したいと思います。

対抗は⑥アポロプラネットです。
先行力もありつつ、末脚もあるタイプで、好位差しを決めてきそうな印象です。
リオンディーズ産駒はダートでは中山1,200mを得意としており、アポロプラネットも前走は中山1,200mで2着。
今回の東京ダートは求められる能力の方向性がやや異なるものの、力はあると思います。

単穴は⑮エランティスです。
外枠に入りましたが、先行力があり、コーナーまで距離もあるので、ハナをとり切れるのではないかと思います。
昇級初戦の前走は10着でしたが、2戦目の今回はまた違った競馬を見せてくるのではないかと思います。

リンドラゴの勝利を祈りつつ、前馬の無事と好走を祈ります。

2/4 きさらぎ賞(G3)

2/4 京都11R きさらぎ賞 G3
3歳 オープンG3 別定
芝 外 1,800m戦

展開イメージ

きらさぎ賞は3歳限定の1,800m戦。
近3年は京都競馬場の工事の都合で、中京芝2,000mで開催されていました。

京都の芝1,800mは2コーナー奥のポケットよりスタートし、外回りの3コーナーまで長い直線を走ります。
すぐにコーナーに入らない分、ペースは落ち着きやすいコースで、逃げたい馬が逃げ、慌てず追走する、という各馬マイペースで行く展開になると隊列は長めになるイメージです。
今週からコースはCコースに代わり、内が回復すると思いきや、芝のレースでは各馬外を選択する展開。
内回りでは外の差し馬が勝利し、外回りは前目の馬が外を選択して伸びた形になりました。

馬場の傾向は明日も続くでしょうし、雨が降れば一層外の差しが決まる展開が想定できます。
ただ、外回りでコーナーから大外を回る展開になると距離のロスが大きいことから、馬場の良いところを選択できる好位差しの馬が有利になるのではないかと私は予想しています。

逃げ、先行勢は④ヴェロキラプトル、⑦レガーロデルシエロ、⑨ジャスティンアースでしょうか。
マイルからの距離延長で臨むレガーロデルシエロはハナをとる展開になると考えています。
ヴェロキラプトルは逃げても差しても良い競馬をしていますし、キレるというより良い脚を長くという印象もあり、前に馬を置きつつ下りから止まらず伸び続ける競馬をしたいのではないかと推測しています。

3歳戦ということもあり、緩いペースから末脚を発揮して勝ってきた馬が多いものの、追走ペースが上がったときにどの程度力を発揮できるかは未知数。
追走力を求められつつ、良い末脚を発揮した馬だと、③ウォーターリヒトと⑧ファーヴェントは有力です。

馬場としてはタフな環境ですから、ダートもこなせそうなタイプや、欧州の要素が強く入っているタイプには注目したいところ。

予想印

本命は③ウォーターリヒトとします。
前走のシンザン記念では鋭い末脚を発揮して17番人気ながら3着に入りました。
京都は年始から馬場が重く、ドレフォン×ヴィクトワールピサという配合のウォーターリヒトには、2月の京都もあいそうな印象を受けています。
シンザン記念はペース的にもタフで、最後方を進んだウォーターリヒトも1,000mを59秒台で通過しています。
2/3のエルフィンSで逃げたナムラエデンが1,000m通過60.6秒ですから、前走重賞の追走ペースを経験しているのはプラスに働くと考えます。
ここでも好勝負になると思います。

対抗は⑧ファーヴェントです。
前走はG2の東京スポーツ杯2歳Sで、1,000mを先頭が59.2秒で通過するレースでやや離れた4番手追走。
上がり3Fは34.7で、3着に入っています。3番手を追走馬が1着、2番手追走馬が2着と入ったレースで、追走力の差が出た結果ではあったものの、先着を許した2頭以上の末脚を発揮しています。
新馬戦は新潟外1,800mを1:50.8で走り、上がり3Fは33.4を記録。東スポ杯の時計は競馬場が異なるものの、1:46.8という時計でした。追走力の成長を示しており、前走経験も含めここでも実力を発揮してくると予想しています。

単穴は⑩ブエナオンダです。
前走の若駒Sは8頭立ての3着。雨が降って重馬場になっていた京都競馬場の内2,000m戦で、1,000mは61.7秒という展開を経験しています。
気性的な危うさがありそうな印象も、重馬場でタフな流れを少頭数ながらも経験しているのはプラスだと思いました。

各馬の活躍に期待したいと思います。

2/4 東京新聞杯(G3)

2/4 東京11R 東京新聞杯 G3
4歳以上 オープンG3 別定
芝 外 1,600m戦

展開イメージ

過去にはリスグラシュー、インディチャンプ、プリモシーンが勝利したこともある、東京のマイル競走です。
NHKマイル杯、ヴィクトリアマイル、安田記念が開催されるコースであり、形状も大箱でスタートもシンプルなコース。
前に行くにしても、末脚勝負をするにしても、長い直線で良い脚を使い続ける能力が求められますし、絶対的なスピード能力も必要なコースという印象です。

1,2月の東京競馬場はDコースを使用。コーナーが一番膨らむコースで、外ラチまでも狭くなります。
内をとるとロスが少なく、かつコーナーも緩いのでコーナリングのうまさに関わらず回れるイメージ。
2/3の傾向を見ても、外が伸びないというより、内の芝の状態が良く、十分伸びるという印象で、内の好位差しが決まりやすい馬場コンディションにあると見ています。

こうした状態ですから、内の好位~中団で差せるタイプの馬に期待していきたいと思います。

昨年覇者の⑤ウインカーネリアンが逃げる展開になるのではないかと予想します。
外から⑩ダノンタッチダウン、⑪マテンロウスカイも出ていくと思いますが、内枠のウインカーネリアンの方が位置取りはしやすいでしょう。
③ドルチェモアがどう動くかという要素はあるのですが、前走はブリンカーが効きすぎた印象で、今回は逃げないと予想しています。

⑫コナコースト、⑬トゥードジボンも前目の競馬をしたいタイプだと思います。⑩と⑪が前に行ったとき、その少し後ろをついていき、内に入れることができると好位での競馬が期待できます。
⑥マスクドディーヴァ、⑦ジャスティンカフェ、⑨ウンブライルは後方タイプでしょうから、それらの前列に入るのはそう難しくないのではないかと予想します。

末脚勝負は①サクラトゥジュールと前述の⑥マスクドディーヴァ、⑦ジャスティンカフェ、⑨ウンブライル。
①サクラトゥジュールは前走の中山金杯は展開が向かず、外を回る展開になって苦しくなりました。
内枠に入っても末脚勝負となるでしょうが、キング騎手がうまくさばいてくれば、ロスなく伸びて面白い結果になるのではないかと期待しています。
⑥マスクドディーヴァはローズSでは、その後にエリザベス女王杯を勝つブレイディヴェーグに勝利。秋華賞では最後追い込んでリバティアイランドの2着。実力があるのは間違いないでしょう。1,800m→2,000mと来ての、古馬混合のマイル戦。この距離は初で、うまく追走しつつ末脚を発揮できるかどうかがポイントでしょう。
⑦ジャスティンカフェはマイルCSで3着に入った実績馬。気性的な危うさはありつつ、末脚はしっかりしており、G3では勝ち負けしたいところ。
⑧ウンブライルは骨折明け1戦目です。NHKマイルでタイム差なしの2着で、東京マイルの実績は十分。状態が心配ではあるものの、調教ではよく動いていますし、大丈夫なのではないかと思っています。

予想印

本命は⑨ウンブライルとします。
NHKマイルでのパフォーマンスはかなり高いものだったと思っています。
そこから故障で長らく休養していましたが、万全の状態でここにきていると思います。
ヴィクトリアマイルや安田記念をにらんでのこのレース選択だと思いますし、そこに向けて重賞勝ちをねらっているでしょう。
相手は強敵揃いですが、この馬の持つポテンシャルに期待し、本命とします。

対抗は①サクラトゥジュールです。
中山にも適性があるのではないか、と前走中山金杯では本命を打ちましたが、結果は12着。
気性的な難しさもある馬だけに、大箱の長い直線での末脚勝負の方が向くのだと思います。
内枠に入りましたし、コンビ2戦目で馬を動かせるキング騎手だけに、ここは楽しみな穴馬だと思います。

単穴には③ドルチェモアです。
近走は馬の気持ち的な部分で最後までがんばることができていない印象です。
しかし、調教でのパフォーマンスはさすがG1馬という内容で、特に直近の内容はすばらしいものがあります。
今回は逃げないと思いますし、末脚勝負となったとき、馬がやる気を出しさえすれば、実力はあると思います。
鞍上は石橋ジョッキーで、馬を動かせるタイプ。直線で内から黒い帽子が伸びてくることに期待したいです。

マスクドディーヴァも実力上位だと思いますが、初の1,600m戦に不安を覚え、上位で抑えていません。
マイルに対応してくると、ヴィクトリアマイルや安田記念でも楽しみです。

各馬の活躍に期待したいと思います。

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この記事を書いた人

HN:シオノゴハン
趣味:競馬と雑学調べ
一口馬主:
シルクホースレーシング 2019年~
ノルマンディーオーナーズクラブ 2020年~
インゼルサラブレッドクラブ 2021年~
POG:不愉快な仲間たち

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