シルクHC 2022年度募集 ダイワメジャー産駒の分析

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シルクHC 2022年度募集ダイワメジャー産駒の分析

 シルクHCの2022年度募集の募集馬分析を行います。シルクホースクラブに加入したのが2018年、今年が出資4世代目となります。人気のあるクラブですので、なかなかこれだ!と思う馬がいても出資できるとは限らないのが難しいところです。そのため、複数の良いと思う馬を見つけ出して、その中から可能性がある馬を見つけるのが大事だと考えています。個人の出資検討分析ではありますが、読んでくださる方のお役に立てますと幸いです。

 なお、本分析は募集馬の活躍を保証するものではございません。出資などの最終のご判断はご自身にて実施をお願いいたします。
 また、馬券的な分析をするものではなく、一口馬主として出資をするうえでの分析ですので、馬券を検討する際の情報としては有効なものではありません。ご了承くださいますようお願いいたします。

 本日はダイワメジャー産駒の分析を実施したいと思います。

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 今年度の出資方針については以下の記事をご参照ください。

種牡馬ダイワメジャーについて

ダイワメジャー
ダイワメジャー

ダイワメジャー「父:サンデーサイレンス 母:スカーレットブーケ」

  1. 種付け料
    • 2020年当時種付け料:600万円
    • 2022年現在種付け料:Private
  2. 種付け頭数及び血統登録数
    • 2021年産血統登録数:69頭
      • 2021年産世代は13世代目
  3. ダイワメジャー産駒全体のデータ
    • 勝ち馬率:45.9% (525/1145)
    • 平均本賞金:2,077万円
  4. シルクHC所属の活躍馬
    • アストラエンブレム 13年産 (母:ブラックエンブレム)
    • クライムメジャー 14年産 (母:クライウィズジョイ)
    • コラリン 19年産 (母:モルジアナ)

 ダイワメジャーは2012年より10年連続で種牡馬リーディング10位以内を記録している名種牡馬です。21歳となり、種牡馬引退も間近となっています。近年は母の父としての活躍も見せており、ナミュール(父:ハービンジャー)がチューリップ賞を勝利し、母の父として中央重賞初勝利を飾ったほか、かしわ記念を勝利するなどしています。
 産駒は2歳時から活躍する傾向があり、2019年産駒からもセリフォスがデイリー杯2歳Sを勝利するなどの活躍を見せています。距離は短距離からマイルを得意とし、先行&前粘りの気性と脚力を持つ馬が多く存在します。また、ダートもこなすことができ、オールラウンドな能力を示しています。

 ダイワメジャーはサンデーサイレンスの直仔で、サンデーサイレンスの柔らかなスピードと、母の父ノーザンテーストの粘り強さ、母系の底力を受け継いだ馬だとざっくり表現することができます。
 ダイワメジャーはマイルから中距離で大きな成果を残した馬であり、産駒にそのスピードを伝える存在です。一方で、時代の変化で一層北米的なスピードを注入したタイプが増えたことで、ダイワメジャーそのものが速さの源として機能する時代から、ダイワメジャーの速さをさらに伸ばして活躍できるようにする時代に変化しているように思います。
 従って、ダイワメジャー産駒においては、ダイワメジャーの持つスピード要素を一層引き出すことができているか。同時に、そのスピードを最後まで粘り強く維持し続ける要素も薄れてしまっていないか、そこが要点になってくると考えます。

ダイワメジャーの持つスピード要素を引き出している
Haloのニアリークロス持ち

スピード要素を注入している
Danzig系スプリンターを取り入れている

ダイワメジャーの粘り強さを受け継いでいる
Hyperion要素 Sadler’s Wells トニービン

スピード要素を強化していないとやや不安

喉に不安のある馬が多い傾向 基本は健康的な馬が多い

 今回シルクホースクラブで募集されたダイワメジャー産駒は2頭おり、いずれも美浦所属です。1口価格は3,500万円と2,800万円ですから、やや安め。とはいえ、オープン級での活躍は求められる水準です。

募集No.4 オープンウォーターの21

オープンウォーターの21
  • オープンウォーターの21
    • 父:ダイワメジャー
    • 母:オープンウォーター
      • 母父:Include
    • 性別:牡馬
    • 生年月日:2021年3月13日
      • 母12歳時の産駒
    • 所属予定:美浦 宮田敬介厩舎
    • 生産:ノーザンファーム
    • 募集総額:3,500万円
      • 一口価格:70,000円
オープンウォーターの2021

 母オープンウォーターは北米で活躍した馬で、G2を1勝したほか、G1デルマーオークスで3着に入る活躍を見せています。アメリカで残した産駒も複数勝利をあげるなど、スピードを有する母とみて良さそうです。一族も優秀で、日本で種牡馬として活躍しているバトルプランと同じ牝系出身です。オープンウォーターの2021の3代母であり、バトルプランの母でもあるFlandersは北米最優秀2歳牝馬を獲得しており、そこがこの牝系の有力どころでしょう。
 母オープンウォーターの日本での産駒は、この馬の他に20年産が1頭いますが、まだデビューをしていません。

 母の父Includeはヒムヤー系の種牡馬で、かなりマイナーな父系です。一方で、NasrullahとHyperionの要素を担うHidden Talentの4×5(Turn to Talent ≒ Too Baldの3×4でもある)を持ち、NasrullahとHyperion要素の補強という意味で有効な種牡馬です。
 Halo≒Stop the Music、Halo≒Boldnesianがあり、Halo的なスピードは一定活性化できていると推測します。Halo≒Red God由来の好相性であるBlushing Groomと比較すると、前向きさ的な面でやや劣る印象を受けますが、要素としては良さそうです。加えて、SecretariatとBuckpasserのクロスを母オープンウォーターが持っているため、柔らかなスピードと引き締める要素の両立、小回りでの器用さや力強さも要素としては持っており、かなり整っている印象を受けます。

 要素として良いところを探していくと、良いな、と思えるところは上記の通り多数存在しています。ただ、ダイワメジャーもすでに何世代も産駒が誕生し、一定の成功パターンが出ていて、そのうえでこうしたちょっとそれているけれど良さそう、という馬を狙うのが吉かどうかは悩ましいところです。表現に悩む馬ですね。

 今時点で雄大な馬格をしていますが、トモの高さとのバランスから見るに、まだ大きくなりそうな感じがします。歩様はちょっと心配な雰囲気もありますね。

 要素的には良さそうですが、王道ではないとは思います。上振れして種牡馬になる、ということが発生したとき、Secretariatの血が充実していることや、4代母Starlet StormがStorm Catと3/4同血であることから、結構妙味のある配合が実現しそうで、そんな未来に夢のある1頭だと思います。

 厩舎は新進気鋭の宮田先生ですし、とても悩ましい1頭ですね。

募集No.5 アトミカオロの21

アトミカオロの21
  • アトミカオロの21
    • 父:ダイワメジャー
    • 母:アトミカオロ
      • 母父:Orpen
    • 性別:牝馬
    • 生年月日:2021年2月3日
      • 母7歳時の産駒
    • 所属予定:美浦 手塚貴久厩舎
    • 生産:ノーザンファーム
    • 募集総額:2,800万円
      • 一口価格:56,000円
アトミカオロの2021

 母アトミカオロはアルゼンチン産でアルゼンチン1000ギニーを勝利したG1馬です。芝、ダートに良績があり、マイル以下でその能力を発揮しています。牝系はアルゼンチンで活躍しており、日本での実績はまだない一族ではあるものの、繁殖能力に期待ができる牝系ではないかと推測します。
 母アトミカオロの産駒はこの馬の他に1頭います。父ドゥラメンテの2019年産駒ですが、12月に生まれてしまっており、実態は現2歳世代の馬ながら、1つ上の世代として扱われてしまっています。

 母の父Orpenは欧州短距離路線で活躍した種牡馬で、アルゼンチンで多数の活躍馬を輩出しています。サトノダイヤモンドの母の父としても知られています。OrpenはDanzig系短距離馬で、硬く力強いスプリント向けの筋肉質とスピードを産駒に伝えてくれる効果が見込めます。OrpenはDevil’s Bagのを母の父に持つため、Haloの血を引いています。Devil’s Bagは名牝Glorious Song の全弟であり、この2頭はサンデーサイレンスを経由しないHalo血脈として日本で多数の活躍馬を輩出しています。

 Orpenは上記の通り、Danzig系スプリンター&Haloの血を持つことで、ダイワメジャーの強化したい要素を伸ばせる母の父であると考えられます。また、母自身もマイルG1馬であり、その能力は十分に受け継がれていると考えられます。3/4が良い配合となったとき、残りの1/4、母の母のゾーンはどうか、がポイントとなります。
 ここはNasrullah(Bold Ruler)とPrincequilloの柔らかさを持ちつつ、Busandaの名牝クロスを持って引き締めている印象があります。BusandaはBuckpasserの母であり、La Troienneの孫です。母系La Troienneの持つ力強さと父系Man o’Warのスピードと力強さを受け継いでいる魅力的な血で、この底力を伸ばしているという観点で魅力に映ります。

 この配合からは、スピードとパワーともに申し分ないものを受け継ぐことができるのではないか、と想像できます。Hyperion的な粘り強さ、スタミナ要素が薄いため、直線良いところで差される、あと少しが届かない、という現象は発生する可能性はあるのかな、と思います。
 アルゼンチン出身の母系を持つ馬は、あともうちょっとなのに、というレースが多いですね。G1を勝った馬にいうことではありませんが、レシステンシアもあともうちょっとが多いダイワメジャー産駒で、母の父Danzig系のアルゼンチン牝系。

 数字上は十分な馬格を有している馬ですが、歩き姿を見ると細身に見えます。ここから筋肉がついてくると、もっと豊かな馬体になるかもしれない、そう思うととても楽しみな1頭です。要素としてはかなり魅力的なものがそろっていて、厩舎も一流ですから、期待できるのではないかと思います。

まとめ

 ダイワメジャー産駒の2頭、どちらも面白いのではないかと思います。アトミカオロの2021は私の今年の出資方針的にも方向性が合致している馬で、一般枠での申込を検討しています。(もちろん、人気が集まり実績勝負となれば出資できないので、そればかりはあきらめるしかありません)

 どちらも活躍にきたいしたいところです。

 ロードカナロア産駒は以下にまとめています。

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この記事を書いた人

HN:シオノゴハン
趣味:競馬と雑学調べ
一口馬主:
シルクホースレーシング 2019年~
ノルマンディーオーナーズクラブ 2020年~
インゼルサラブレッドクラブ 2021年~
POG:不愉快な仲間たち

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