ノルマンディーOC 出資馬結論(2021)

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ノルマンディーOC 出資馬結論

 先行申込の締め切りがいよいよ迫ってきました。(記事執筆は10月18日夜)

 かなり悩みましたが、以下の4頭に出資申込をしましたので、理由を説明していこうと思います。

  • ジェルヴェーズの20
  • セイントリースカウトの20
  • プリンセスフローラの20
  • ウィズアットレースの20

ジェルヴェーズの20

ジェルヴェーズの20

 ジェルヴェーズの20は日本で実績のあるMr.Prospector系の血脈を2本引いています。1つはKingmamboです。キングカメハメハを始めとして、エルコンドルパサー、キングズベスト、そしてビーチパトロールの父Lemon Drop Kidからも日本活躍馬が出ています。もう1つはFappianoです。これはUnbridled→Unbridled’s Songのサイアーラインを通して日本に伝わっており、ディープインパクトとのニックスで名をあげました。

 いずれも日本の馬場で活躍するために必要なスピードを産駒に伝えています。加えて、Bold Ruler・Tom Foolも持っていて、それも魅力的に感じました。

 母ジェルヴェーズはHalo≒Drone≒Red Godのニアリークロスを持ち、Bold Ruler・Tom Foolの血も持っているため、この両親が出会うことでスピード要素が引き出されるのではないかと推測しています。

 この両親に至っては、欧州的なSadler’s Wellsもプラスに働くと考えられます。Nureyev≒Sadler’s Wellsのクロスが生じ、軽いスピード的な血に適度な重厚さを与え、芝路線であれば、坂道を力強く上る力、ダート路線であればパサついた馬場でも活躍できる力を産駒に伝えてくれるのではないかと推測しました。

 勝ち上がり、長く楽しませてくれると期待しています。

セイントリースカウトの20

セイントリースカウトの20

 初見ではスルーしてしまったのですが、ダンスディレクターの産駒が極めて珍しいことから再度注目し、分析した結果、出資したいと思ったのがセイントリースカウトの20です

 セイントリースカウトの産駒には4勝をあげたミッキーバラードがいますが、それ以降の産駒はすべて地方競馬にまわっており、中央で実績を残すことができませんでした。それらはすべてサンデーサイレンス系種牡馬をつけており、今回は久しぶりにMr.Prospector系の種牡馬をつけています

 アルデバランⅡは米国的なパワフルさとスピードを持つ種牡馬です。Mr.Prospectorの直仔でありつつ、TeddyやMan o’War的な要素を引き継いだのか、産駒は一本気なスピードに長けています。このアルデバランⅡの持つ米国的な要素と2代母Fit to Scoutの持つ米血の相性が良く、セイントリースカウトの20は現代にしてTeddyの血を4%持ちます。短距離をパワフルに走る姿がイメージできます

 加えて、Haloの4×3を持ちます。そのHaloの入り方がサンデーサイレンスとDevil’s Bag・Glorious Songの全きょうだいにあたるSaint Balladからというのも魅力です。いずれも日本適性の高いHaloの引き出しを持っており、スピードに期待ができます

 距離も案外こなせてしまいそうなのですが、短いところで一本気に加速していき、直線最後まで伸びきるような競馬をしてくれたらうれしいです。

プリンセスフローラの20

プリンセスフローラの20

 

 父モーリスについてまとめた記事で書いた理想形であることが大きな理由です。

 以前の分析記事でも書きましたが、同馬の魅力は以下の通りです。

  • モーリス産駒の緩さを補う血が十分にある(Nureyev≒Sadler’s Wellsの4×5・ノーザンテーストの5×5・Bold Reason≒Never Bend)
  • スピードを強化する血がある(サンデーサイレンスの4×3 サクラバクシンオーの全妹ラトラヴィアータ)

 以前、モーリス産駒に出資しましたが、馬格がありすぎて故障してしまいました。プリンセスフローラの20はそこまで大きすぎず、なんとかなってくれないかな、と思っています。欲を言えばクラシック路線で見てみたいです。

ウィズアットレースの20

ウィズアットレースの20

 マツリダゴッホと相性の良い血としてあげられるのが、Bold Ruler・Princequillo・Never Bendです。(加えて大枠Mr.Prospector)

 ローレルゲレイロは母父として魅力的な血の塊で、Halo≒Drone≒Sir Ivorをキングヘイローから引き、Caerleon≒マルゼンスキーをビッグテンビーから引きます。いずれも柔らかいスピード血統です。これらの要素からPrincequilloは満たすことができ、かつMill Reef(Never Bend)とBold Rulerの血も引くため、マツリダゴッホと相性が良い血をすべて賄うことができます。

 加えて大系統Mr.Prospector系との相性も良いためエンドスウィープが母系に入ることもプラスを考えられます。

 小柄なことは短距離路線では苦しいですが、軽いスピードが魅力だと思うので、スッと前に出て逃げ切り勝ちをするような、そんな競馬を期待したいです。

まとめ

 以上、出資馬の紹介でした。あとは当選するかどうかを祈るばかり。

 4頭総額4400万円ですから、シルク出資馬のハーレクイーンの方が高いのでそれもびっくりしますね。出資できても、できなくても、活躍を祈るばかりです。

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この記事を書いた人

HN:シオノゴハン
趣味:競馬と雑学調べ
一口馬主:
シルクホースレーシング 2019年~
ノルマンディーオーナーズクラブ 2020年~
インゼルサラブレッドクラブ 2021年~
POG:不愉快な仲間たち

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