ノルマンディーオーナーズクラブ 三次募集馬検討③

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ノルマンディーオーナーズクラブ 三次募集の検討続き

 今日もノルマンディーオーナーズクラブの三次募集の検討をしたいと思います。今日は昨日まで記事にしていなかった残りの5頭すべてを記事にしていこうと思います。

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この記事はこんな人にオススメ

  • 一口馬主を始めようか悩んでいる人
  • 一口馬主を始めることは決めたけれど、どのクラブにしようか悩んでいる人
  • すでに一口馬主を始めていて、同じ馬や同じクラブで出資している人
  • ノルマンディーオーナーズクラブの三次募集で出資を検討している人

並みのサラリーマンの一口馬主ライフってこんな感じか、と思ってもらえたらと思います。

デリキットピースの2019

 デリキットピースの2019は父キングカメハメハ、母テリキッドピース、母父ホワイトマズルの牡馬です。生産は社台ファームで栗東の吉岡辰弥厩舎入厩予定です。

 父キングカメハメハはこの世代が最終世代です。その牡馬に出資できる機会というのは魅力に映ります。母テリキッドピースはホワイトマズル×サンデーサイレンスのニックス(DroneとHaloのニアリークロスなど)を持っていて、OPの忘れな草賞勝利などの3勝馬です。

 キングカメハメハ×ダンシングブレーヴは母数は少ないながら好成績をおさめています。ホワイトマズルはダンシングブレーヴ産駒で、かつサンデーサイレンスとの相性はダンシングブレーヴ以上に良いことから、配合全体でみると好相性が固まっているように思います。

 キンカメ産駒としては安いですし、良いのではないかと思います。

ピュアフレグランスの2019

 ピュアフレグランスの2019は、父メイショウボーラー、母ピュアフレグランス、母父ヘクタープロテクターという血統の牡馬です。栗東の畑端省吾厩舎入厩予定です。

 メイショウボーラーは芝とダートの短距離~マイルで活躍したスピードとパワーを兼ね備えた馬です。父のタイキシャトルも芝とダートで走っています。メイショウボーラーは父と母が割と似た血統をしていて、そのまま個性を引き継いだように思います。

 そこに母ピュアフレグランスはNijinskyとTurn-toも引いていて、そこもタイキシャトル→メイショウボーラーの持つ要素を引き続き強化していると思います。そこに父のヘクタープロテクターの血が入り、Nashuaのクロスが発生します。すると全体的にNasrullahの要素が出てきて、少し柔らかさが増すのでしょうか。この馬もゴリゴリの短距離パワー型というより、少し胴長で柔らかそうな印象があります。

 完全にゴリゴリマッチョなほうが馬としては走るところが想像できたりするのですが、この馬はどの路線に行くのか、という感じです。

マサカーネの2019

 マサカーネの2019は父ジョーカプチーノ、母マサカーネ、母父トワイニングという血統の牡馬です。厩舎は美浦の尾形和幸厩舎予定です。

 父ジョーカプチーノはNHKマイルやシルクロードSで勝利した短距離~マイルの馬です。マンハッタンカフェ×フサイチコンコルドなので、なぜ短いところにでるのか不思議に思います。マンハッタンカフェの産駒は1800m以上での成績が良いです。フォルティノのあたりがポイントでしょうか。

 母マサカーネはその父トワイニングがフォーティナイナー系種牡馬です。ジョーカプチーノのはパッと見たときに、スピードのある血が少ないため、パワーにふれる血を引く母と組み合わせると鈍足になってしまう傾向があります。トワイニングはNever Bendを引き、LalunでSadler’s Wellsの持つLa Troienneが結構刺激されそうで、そうするとパワーに行くのではないかという気がします。

 ジョーカプチーノは牝馬に活躍馬が多く、それは牝馬の持つ柔らかさがポイントだと思います。この馬は牡馬で、かつパワー刺激っぽいのでそれがどうか、というところです。

 ただ、父が多めに持つHyperionの血を母が多めに持つNasrullahの血で生かせそうな感があり、動画でも最後いい脚を使っています。芦毛が好きなので悩みます。

イッツマインの2019

 イッツマインの2019は父マツリダゴッホ 、 母イッツマイン、母父Mediceanの牝馬です。栗東の昆貢厩舎入厩予定です。栗毛がうつくしいですね。

 父マツリダゴッホはサンデーサイレンスの産駒で、有馬記念を勝っています。一方で産駒は短いところに出ています。

 母イッツマインは父Mediceanで、Machiavellian系統のMr.Prospector種牡馬です。MachiavellianはHaloを持つところがポイントです。MediceanはそこにStorm Birdを持つのもポイントです。さらに母父にGreen Desert(Danzig×Sir Ivor)を持ち、母母父にNashwan(Blushing Groom←Red God)を持つので、Haloのニアリークロスが多発しています。

 この両親の組み合わせなので、Halo的な馬だと思います。スピードと加速力が期待出来て、良い逃げ馬になるのでは、と期待できます。

 初見ではスルーしてしまったのですが、出資したい1頭です。

エターナルサーガの2019

 エターナルサーガの2019は、父バトルプラン、母エターナルサーガ、母父ブライアンズタイムという血統の牝馬です。美浦の加藤和宏厩舎入厩予定です。生産は青森県です。

 父バトルプランはエンパイアメーカー×Seeking the Goldという世界的に枝葉を広げるMr.Prospector系の種牡馬動詞の掛け合わせです。El Gran SenorとStorm BirdというNorthen Dancerを持ち、Mr.Prospector×Northen Dancerをがっつりやってます。

 母エターナルサーガは母父にスキャンを持ち、Mr.Prospector×NijinskyというここでもMr.Prospector×Northen Dancerをやってます。そこにNever Bendの血も引いています。

 この両親の組み合わせだと、Mr.Prospectorのスピードというよりは、Mr.Prospectorの母Gold Diggerを通してのNasrullahのクロスが多発するので、柔らかさのほうを引き継ぎそうです。Bold Rulerの血も結構入っているので、そこもまたNasrullahですね。それをエターナルサーガの父ブライアンズタイムで引き締めるイメージでしょうか。

 実際、バトルプラン×ブライアンズタイムからはG3馬ブレスジャーニーが出ています。

 青森県産駒がどうかなあ、と思いはするのですが、エターナルサーガは華麗なる一族イットーの血を引くので、その牝馬というのは魅力的です。全姉は地方9勝です。様子見する余裕はありそうです。

まとめ

 これにて追加募集9頭の血統表検討が終わりました。まだまだ配合論は勉強中で、イメージばかりになってしまいますが、改めて血統を見ると本当におもしろいですね。見た方の参考になれば幸いです。

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この記事を書いた人

HN:シオノゴハン
趣味:競馬と雑学調べ
一口馬主:
シルクホースレーシング 2019年~
ノルマンディーオーナーズクラブ 2020年~
インゼルサラブレッドクラブ 2021年~
POG:不愉快な仲間たち

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