インゼルTC募集馬配合分析 スターズアンドクラウズの20
No.06 スターズアンドクラウズの20 牡馬3月21日生
父 | ジャスタウェイ |
母 | スターズアンドクラウズ |
母父 | マクフィ |
生産 | ノーザンファーム |
厩舎 | 栗東 鹿度厩舎 |
一口価格 | 48,000円 |
母スターズアンドクラウズはフランスで1勝しました。産駒はスターズアンドクラウズの上に1頭いますが、未勝利です。スターズアンドクラウズの姉に重賞10勝、うちG1を6勝勝利したムーンライトクラウドがいます。

ジャスタウェイの勝ち上がり率は約3割で、Mr.Prospector系との相性も同程度です。
母スターズアンドクラウズの父マクフィは魅力的な血を持つ種牡馬だと考えています。
マクフィは芝マイルG1を2勝した競走馬で、フランスの長い直線をスタミナ&キレで勝利した馬です。ジャックルマロワ賞では、G1を14勝したゴルディコバを相手に勝利しています。マクフィはNever Bendの6×5×5を持ち、スタミナとキレ味を補強しています。そこに加えて、スピード&パワー型のDanzig後継のGreed Desertを母父に持ちます。Danzigらしい仕上がりの早さとパワーにSir Ivorの柔らかいスピードがあるため、マクフィは3歳のマイル路線で活躍することができたと考えられます。
母スターズアンドクラウズはIrish Riverを母系に持つため、Never Bendの要素はさらに強化されます。柔らかさというより、ゴツさ力強さを産駒に伝えてくれそうで、ジャスタウェイ産駒の持つ緩さを軽減できると考えられます。ジャスタウェイも自身が古馬になってから強くなったように、ハーツクライ産駒らしくトモがしっかりするのに時間がかかりました。ジャスタウェイはHyperionの血を多く引き、またWild Againなど米国的な一本気な加速とスピード特性や気性を受け継いでおり、それを生かすことができて開花した印象です。
スターズアンドクラウズの20はHyperionとNever Bendという配合で、3歳夏に良くなってきそうな印象を受けます。またジャスタウェイと相性の良いDanzig・Nijinskyの血も母スターズアンドクラウズが持っているため、そこも期待ができそうです。
まとめ
どのタイミングで本格化するかがポイントではないかと思います。配合のイメージより、しなやかに出ている印象があり、私のイメージとはやや違うなと思っています。
配合的には魅力が多いと感じていますが、もう少しマイルっぽいほうが私は好みですね。