インゼルTC 募集馬配合分析 スカイダイヤモンズの20
No.05 スカイダイヤモンズの20 牡馬1月24日生
父 | ハーツクライ |
母 | スカイダイヤモンズ |
母父 | ファーストデュード |
生産 | ノーザンファーム |
厩舎 | 栗東 友道厩舎 |
一口価格 | 120,000円 |
母スカイダイヤモンズは米国で10勝した競走馬です。重賞制覇はありませんが、好成績を残しています。スカイダイヤモンズの20は初仔で、母8歳時の産駒です。一族から豪州で一大勢力となっている種牡馬Redoute’s Choiceが出ています。
ハーツクライ×Bold Ruler系は勝ち上がり率約5割と好相性の配合です。
母スカイダイヤモンズはSecretariatの5×6を持ちます。Bold RulerとPrincequilloの柔らかくストライドの効いたスピード的な要素です。加えてStom Bird、NureyevとDanzigというNorthen Dancerの直仔の血を持っています。いずれも引き締める要素を持つ血であり、柔らかい血との相性が良い血です。これらが整っているからこそ、スカイダイヤモンズは北米で10勝をあげる実績をあげられたのだと考えられます。
そこに父ハーツクライですので、Hyperionの血がここに加わります。スタミナ的な要素が加わります。中長距離×母短距離という配合で、母のスピードを父のスタミナで走るイメージでしょうか。スカイダイヤモンズはBold RulerとPrincequilloに加えて、Red God、Sir Ivorの血も引いており、スピード的な要素を複数持っています。特にRed GodとSir Ivorはハーツクライの持つHaloの血とニアリーとなり、日本適正を高いスピードを引き出すことができます。
加えて、母スカイダイヤモンズはRelaunchやDanzig、Storm Birdの血を引いており、これらの血は米国的な血が入っています。ハーツクライはMy Bupers牝系の種牡馬で、My Bupersは米国的な血が凝縮されており、そことの相性も良さそうです。米国的な血が刺激されることで、馬体が緩くなりすぎない、上り坂もこなせるようになる、などのメリットを引き出せるのではないかと思われます。
厩舎も友道先生で、初仔にしてこの価格ですので、かなり期待が高い産駒なのではないかと思われます。配合を見ても魅力は十分です。
まとめ
かなり期待されている1頭なのではないでしょうか。個人的にハーツクライの配合ではエレクトラレーンの20のほうが好みではあるのですが、この馬もかなり良い配合をしているように感じました。牡馬であり、緩さの心配も低いため、活躍を期待したいですね。