インゼルTC 2022年度募集 募集馬分析 No.9 スカイダイヤモンズの21

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インゼルサラブレッドクラブ 2022年度募集

 インゼルサラブレッドクラブの2022年度募集の先行申込が開始されました。 受付期間は10月1日から23日まで、途中経過は7日と23日に公開されます。これから私自身が検討した内容を文章にし、整理していこうと思っています。その内容が皆様のご参考になりますと幸いです。
 募集制度の変更やインゼルサラブレッドクラブの紹介については、過去記事や私のYou Tube動画【インゼルサラブレッドクラブ 加入1年で感じる魅力・推奨ポイントの紹介】をご参照ください。

 本分析は募集馬の活躍を保証するのものではございません。出資などの最終のご判断はご自身にご決断ください。また、私の主観による分析ですので、読者の望まない表現が出てくる可能性もございますが、ご了承ください。

募集馬概要 スカイダイヤモンズの21

スカイダイヤモンズの21
  • スカイダイヤモンズの21
    • 父:リアルスティール
    • 母:スカイダイヤモンズ
      • 母父:First Dude
    • 性別:牝馬
    • 生年月日:2021年1月13日
      • 母8歳時の産駒
    • 所属予定:美浦 鹿戸雄一厩舎
    • 生産:ノーザンファーム
    • 募集総額:3,600万円
      • 一口価格:72,000円

 スカイダイヤモンズの21はノーザンファームの生産馬で、母8歳時の産駒です。

 母スカイダイヤモンズは北米で走った競走馬で、重賞を含む10勝をあげています。BCフィリー&メア スプリントでも4着に入るなど、高い競走能力を示しています。スカイダイヤモンズの仔は昨年もインゼルから募集されており、9月にデビュー済みです。

 近親に目立った活躍馬はいないものの、母系は北米で複数勝ちをあげています。5代母の流れからはRedoute’s Choiceが出ています。豪州の大種牡馬ですね。

 牡馬かつハーツクライ産駒だった半兄は6,000万円で募集されており、それと比較すると4割引きとなりますね。種付け料の差と、牡馬と牝馬の差でこの価格だと思います。対母比で妥当ですが、同じリアルスティール産駒の牝馬で比較すると、最高値クラスとなっています。最高値はサンデーで募集されたキャッチータイトルの21です。半姉にメジャーエンブレムがいる血統で、それでも4,000万円。同価格にはキャロットで募集されたハーレクイーンの21がいます。ハーレクイーンの20は私が出資しているアッシュフォード(父ハーツクライ 牡馬 5,000万)ですね。繁殖実績ではハーレクイーンに軍配が上がりますが、競走実績ではスカイダイヤモンズに軍配が上がります。
 リアルスティール産駒の牝馬としては価格が上位ですが、比較して割高という感はなく、期待がある程度現れて価格設定に感じます。

総合分析

血統分析
  • 柔らかな血と力強い血のバランスは良さそう
    • 母の父First Dudeは柔らかめな血
      そこに対してStorm Catのクロスが発生は強めで良いのではないか
  • 路線的にはマイルあたりではないか
    • 1400mから1800mあたりをこなすタイプではないか

 父リアルスティールは2022年に初年度産駒がデビューした新種牡馬で、ディープインパクトの後継種牡馬として期待されています。10月8日時点で中央勝ち上がりは6頭です。ここまででデビューは33頭ですから、勝ち上がりは約2割となっています。このあたりの数字は今後伸びてくるでしょう。

 リアルスティールはMiesque牝系の出で、祖母MonevassiaKingmamboの全妹です。このあたりから、Monevassia = Kingmamboの全きょうだいクロスやNureyevSadler’s Wellsのニアリークロスを狙った配合に妙味がありそうではあったものの、そこを刺激してしまうと力強さが出すぎてしまう傾向があるようです。
 上記のクロスがある場合はサンデーサイレンスの3×3などの緩めるクロスが同時にあったほうが今のところは成果が出ており、それ抜きの前述のクロスはあまり具合が良くなさそうです

 リアルスティールはディープインパクト×Storm Catですから、大枠で表現すると北米の力強さとスピードを取り入れている形となります。次の世代においては、揺り戻し的に欧州のスタミナを取り入れたほうが成果が上がっており、ドイツ牝系ニシノトキメキ、母の父ハービンジャーアレクサ、キングカメハメハ以外でMill Reefを引くフェイトフライヤートゥルーが勝ち上がっています。

 母スカイダイヤモンズは北米で活躍した競走馬であり、欧州的な要素はほぼ持ち合わせていません。その辺りは現在の傾向とは逆行しており、不安要素ではあります。一方で、勝ち上がった馬6頭のうち、3頭がサンデーサイレンスKingmanboの血を同時に持っており、緩めつつ引き締める、が成り立っていればバランスはとれるとも考えられます。(欧州の血はアウトブリードになりやすく、緩めず引き締めず、異系を取り入れているというのが良いのかもしれません)
 First DudeA.P.Indy系の種牡馬。A.P.IndySeattle Slew × SecretariatBold Rulerの柔らかなスピードを持っています。Storm CatSecretariatの血を引いており、Bold Ruler的な柔らかなストライドは相当に刺激されている印象です。
 対して引き締める要素として、Nureyevの5×6とStorm Catの3×5です。後者はSecretariatのクロスも同時に各所で発生し、そこが濃くなるため、引き締めと評することができるのはStorm Birdの4×6の部分ですね。

 硬さと柔らかさのバランスはとれている状態にあるように思います。牝馬で筋肉の質も柔らかいでしょうから、力馬になりすぎず、芝の短距離からマイルあたりで走れるのではないかと思います。

 歩様は若干硬いように感じます。米国の血が活性化しすぎたような雰囲気はなく、サイズ感はディープインパクトの系統らしさが出ているように思います。

まとめ

 リアルスティールの産駒は魅力的ではあるものの、現状、どのような馬が期待できるのかが読めないところがあります。活躍して種付け料が高騰する以前に出資する、という戦略ももちろんあるのですが、現時点でも募集価格は決して安価ではないため、攻めに行くタイミングではないと私は考えています。

 私は以下の図書で学習した知識をもとに分析作業を行っています。もしよろしければ皆さんもご覧ください。

監修:栗山 求, 監修:望田 潤, 編集:競馬道OnLine 編集部
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この記事を書いた人

HN:シオノゴハン
趣味:競馬と雑学調べ
一口馬主:
シルクホースレーシング 2019年~
ノルマンディーオーナーズクラブ 2020年~
インゼルサラブレッドクラブ 2021年~
POG:不愉快な仲間たち

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