インゼルTC 2022年度募集 募集馬分析 No.6 サラフィナの21

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インゼルサラブレッドクラブ 2022年度募集

 インゼルサラブレッドクラブの2022年度募集の先行申込が開始されました。 受付期間は10月1日から23日まで、途中経過は7日と23日に公開されます。これから私自身が検討した内容を文章にし、整理していこうと思っています。その内容が皆様のご参考になりますと幸いです。
 募集制度の変更やインゼルサラブレッドクラブの紹介については、過去記事や私のYou Tube動画【インゼルサラブレッドクラブ 加入1年で感じる魅力・推奨ポイントの紹介】をご参照ください。

 本分析は募集馬の活躍を保証するのものではございません。出資などの最終のご判断はご自身にご決断ください。また、私の主観による分析ですので、読者の望まない表現が出てくる可能性もございますが、ご了承ください。

募集馬概要 サラフィナの21

サラフィナの21
  • サラフィナの21
    • 父:ブリックスアンドモルタル
    • 母:サラフィナ
      • 母父:Refuse To Bend
    • 性別:牡馬
    • 生年月日:2021年2月22日
      • 母14歳時の産駒
    • 所属予定:栗東 友道康夫厩舎
    • 生産:社台ファーム
    • 募集総額:6,000万円
      • 一口価格:120,000円

 サラフィナの21は社台ファームの生産馬で、母14歳時の産駒です。

 母サラフィナはフランスオークスを含むG1を3勝した名牝。凱旋門賞3着など、牡馬混合の舞台においてもすばらしい成果を残しています。
 フランスの競馬は直線が長く、広いコースが中心です。タフな馬場であることは他の欧州競馬場と同様でありつつも、最後の直線での末脚勝負である点は日本競馬にも通ずるところがあります。そうした点からも、フランス出身の種牡馬・繁殖牝馬は日本競馬と相性が良い傾向があります。
 ディープインパクトの母の父Alzaoはフランスで走った競走馬ですし、その父Lyphardはフランスのリーディングサイアーです。Lyphardキタサンブラックもクロスを持ち、ハーツクライもその血を引いています。母の父として近年注目を集めているキングヘイローも父系はLyphardです。
 フランス出身の母を持つ競走馬で言えば、フィエールマン(菊花賞・天皇賞春)、アドマイヤマーズ(朝日杯FS・NHKマイル・香港マイル)がいます。社台ファームで言えばソウルスターリング(阪神JF・オークス)がいます。

 母サラフィナの産駒にはフランス重賞馬が2頭出ています。日本で走っているゴータイミングも3勝をあげており、ラジオNIKKEI賞では3着に入っています。繁殖能力も素晴らしいものを持っていると言ってよいでしょう。牝系も重賞好走馬が出ていますから、その辺りも良さそうですね。

 まだ成長を期待させる馬体をしていて、そのうえで現時点で450kgあるのは好印象です。

 父ブリックスアンドモルタルの種付け料は600万円、母がG1を3勝した名牝、かつ兄・姉に重賞馬がいて、国内でも重賞好走の半兄がいることを念頭に置くと、6,000万円という価格は納得感があります。同種牡馬で同価格帯にはライオンで募集されたオーロトラジェの2021、キャロットで募集されたオーマイベイビーの2021がいます。オーラトラジェの2021はおばにミッキークイーン、オーマイベイビーの2021は半兄にステラヴェローチェがいる血統。母の競走成績で言えばサラフィナがナンバーワンですから、良い価格設定に感じます。

総合分析

血統分析
  • 大箱マイル~中距離に適性がありそう
    • 父はマイルから中距離でスピードのある北米の芝馬
      母はフランスの中距離G1馬
      上記より、父の雰囲気も加味してマイルから中距離を期待できそう
    • Sadler’s WellsとNever Bendのニックスより、スタミナと終盤キレに期待
    • Storm Cat ≒ Ocean Crest 由来のBold Rulerの大箱での直線伸びに期待
  • Northern Dancerの抜け道がある
    • 祖母SanariyaがNorthern Dancerの血を持たない
      Storm Birdの3×3にSadler’s Wellsが入るため、
      Northern Dancerの抜け道があるのは好感
  • サンデーサイレンスが入らないのがどうか

 父ブリックスアンドモルタルは2023年に産駒がデビューする新種牡馬。ブリックスアンドモルタルの父Giant’s CausewayのマイルCSを制したエイシンアポロンがいるほか、4頭の重賞馬が出ています。全体的にはダート成績が優秀ですが、重賞馬4頭はいずれも芝馬です。芝・ダート問わずスピードのある馬が多いと読み取っても良いでしょう。ポイントはGiant’s Causewayの持つRahyにあり、Glorious Song由来のHaloによる日本適性が出ているのだと思います。

 ブリックスアンドモルタルは北米の芝マイル~中距離で活躍し、BCターフ勝ちもある一流の競走馬。Storm Birdの3×3が印象的です。Storm Catは母の父SecretariatよりBold Rulerを引き、Ocean Crestは母の父Seattle SlewからBold Rulerを引いています。乱暴なくくりにはなりますが、Storm Cat ≒ Ocean Crestとも表現でき、それの2×2ですから、そのあたりの要素が相当色濃く出てくるでしょうし、種牡馬としては主張が強いタイプでしょう。

 そういった意味で、母系はNorthern Dancerの血が薄いほうが安全で、サラフィナの21の祖母SanariyaがNorthern Dancerの血を引いていないのは良い印象です。まして、Darshaaanの血を引いていますから、Sadler’s WellsNever Bendのニックスが発生します。これはSadler’s WellsのNorthern Dancer以外の部分を刺激するニックスですから、Northern Dancerを逃すという意味合いにおいても有効でしょう。
 ただ、Sadler’s WellsとNever Bendのニックスは馬力系であり、日本の馬場への適性を高めるものではないので、それは注意が必要です。この夏の函館2歳SでSadler’s WellsとNever Bendのニックスを持つブトンドールがすごい末脚でインゼルのクリダームを差し切りましたが、稍重の洋芝と舞台は整っていました。日本の王道ではないのは注意が必要ですが、発揮できる瞬間もめぐりあわせで存在はしていますね。

 両親ともに競走実績は抜群で、一本調子のStorm Catの北米的なスピード&パワーに、サラフィナが持つフランスの粘りとキレがすごく良い形でマッチしたとき、ある種ディープインパクト×Storm Catのニックスで誕生したG1馬たちのような競馬を見せてくれる可能性はあるんじゃないかと思います。

 とはいえ、日本の主流血統であるサンデーサイレンスの血を持っていないので、その辺りは不安要素として残ります。馬体の雰囲気や歩様の動画を見ると、トモが大きく、胴もそれなりに伸びてきそうで、楽しみな雰囲気があります。

 厩舎は友道先生で、費用も前述の通り良い設定であと思いますから、当然大きなところを目指していく馬だと思います。期待はしていいのではないかと私は思います。

まとめ

 票読み次第ですが、この馬には出資申込をしようか悩んでいます。確実に申込をする馬は2頭いますが、インゼルでこの世代2,3頭は所有したいと思っており、申込予定2頭の票数がかなり伸びるようであれば、この馬にも申込を入れ、当選を狙っていきたいところです。楽しみですね。

 私は以下の図書で学習した知識をもとに分析作業を行っています。もしよろしければ皆さんもご覧ください。

監修:栗山 求, 監修:望田 潤, 編集:競馬道OnLine 編集部
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この記事を書いた人

HN:シオノゴハン
趣味:競馬と雑学調べ
一口馬主:
シルクホースレーシング 2019年~
ノルマンディーオーナーズクラブ 2020年~
インゼルサラブレッドクラブ 2021年~
POG:不愉快な仲間たち

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