ノルマンディーOC 2021年度三次募集馬分析
ノルマンディーオーナーズクラブの2021年度三次募集が開始されました。これが2021年度最後の募集ですね。先行募集の申し込みは5月16日から24日13時までです。
ノルマンディー会員ですので、先行申込をする権利を有しています。出資申込をするかどうか、1頭ずつ分析・検討していこうと思います。その検討内容を記事にまとめていこうと思います。
本分析は募集馬の活躍を保証するものではございません。出資などの最終のご判断はご自身にて実施をお願いいたします。
また、馬券的な分析をするものではなく、一口馬主として出資をするうえでの分析ですので、馬券を検討する際の情報としては有効なものではありません。ご了承くださいますようお願いいたします。
Youtubeも始めました。そちらもぜひご視聴ください。
募集馬概要 チェアユーアップの20
- チェアユーアップの20
- 父:マツリダゴッホ
- 母:チェアユーアップ
- 母父:エアジハード
- 性別:牡馬
- 生年月日:2020年4月3日
- 母14歳時の産駒
- 所属予定:美浦 大竹正博厩舎
- 生産:岡田スタッド
- 募集総額:1,720万円
- 一口価格:43,000円
チェアユーアップの20は岡田スタッドの生産馬。母14歳時の産駒です。
母チェアユーアップは中央26戦2勝、2着3回、3着2回という戦績。芝・ダートのスプリント戦で走りました。
父マツリダゴッホの産駒は当馬を含め4頭おり、デビュー済み3頭は2頭が勝ち上がり。初仔のジェイラーは2勝をあげ引退、チェアリングソングは3月に3勝クラスを勝ち、4勝をあげオープン入りしています。
3代母キョウエイヨシノからはサウンドトゥルー・アナザートゥルース・ルールソヴァールが出ており、牝系の勢いもある印象です。
調教師の大竹先生は美浦の名調教師。G1馬ブラストワンピースや重賞馬ルージュバックを管理されていました。このあたりからも期待ができると思います。
血統分析
- 芝スプリントで期待
- 全兄が1200mで良績
- 5代アウトで体質にも期待
- Bold Ruler(Nasrullah)+Hyperion
- 先行して粘る競馬に期待ができそう
- 好相性の血を複数持つ
- ヘクタープロテクター
全兄チェアリングソングの他、ディバインコード - サクラユタカオーの系統
- Never Bendのクロス
- ヘクタープロテクター
父マツリダゴッホは2007年の有馬記念の勝ち馬。そのほかG2を4勝しています。種牡馬としては、出走409頭中、103頭が勝ち上がっています。競走馬としては中長距離を走りましたが、種牡馬としては短距離~マイルで走る馬がほとんどです。2000m以上の距離で活躍した馬はほぼいません。
チェアユーアップの20は上記にまとめた通り、マツリダゴッホの魅力を強めつつ、好相性の組み合わせを複数持っており、マツリダゴッホ産駒として、活躍が期待できる要素を十分に持っています。全きょうだいがすでに成果を残しているように、この馬の活躍も十分期待できるでしょう。
母も高齢ではなく、厩舎も実績のある良い厩舎です。三次募集になったのが不思議なくらいで、ノルマンディー募集馬としてはかなり期待ができる1頭ではないかと思います。オープン級の活躍を見せてくれるとうれしいですね。
まとめ
2歳戦での始動とのことですが、動画を見る限りではまだまだ緩い馬体をしているな、という印象を受けます。ここからもう一段階良化の余地がありそうですね。