キャロット募集馬配合分析 クローバーリーフの20
No.31 クローバーリーフの20 牡馬 4月13日生
父 | キンシャサノキセキ |
母父 | タニノギムレット |
一口価格 | 60,000円 |
配合からの期待度:オープンクラス
6番仔です。サンデーレーシングで募集されたプレシャスリーフとイベリスリーフはそれぞれ2勝をあげています。キャロットで募集されるのは初です。
母系をたどるとKey Partnerを5代母に持ちます。ダンシングキイが出ている一族で、日本ではかなり枝葉を広げている一族の出身です。
クローバーリーフの20の血統表
キンシャサノキセキ×Roberto系は勝ち上がり率約30%です。キンシャサノキセキ全体では40%程度あるため、やや低調な数字となっています。
キンシャサノキセキ×クローバーリーフの組み合わせで注目する点は、His MajestyとLyphardのクロスを持つことです。キンシャサノキセキの活躍馬では、サクセスエナジー・シュウジ・ガロアクリーク・ロフトシュトロームがいます。これらの馬は、いずれもHis MajestyのクロスかLyphardのクロス、もしくはその両方を持っています。重賞クラスで活躍するためには、ぜひとも入れていきたい血脈であることがうかがえます。
母クローバーリーフはタニノギムレットを通してGraustarkの血を引きます。GraustarkはHis Majestyの全兄で、短距離路線で活躍しました。His Majestyのよりも競争成績は良く、こと日本に関してはHis Majestyよりも成果を残している種牡馬です。この血を持つことで、クローバーリーフの20はHis Majesty = Graustarkの4×5を持ちます。バブルガムフェローを通してLyphardの血を引き、それも4×5で持ち、そこにサンデーサイレンスの3×4で日本の芝適性を高めている印象です。Hail to Reasonのクロス、Nashuaのクロスもプラスでしょう。
キレ味勝負では苦しむのがキンシャサノキセキ産駒です。先行して押し切る競馬ができればよい成果を残せます。そのために必要なスタミナとスタート直後から前に行く前進気勢はHis Majesty = Graustarkのクロスで入れていき、粘りこむ勝負根性はLyphardのクロス入れていくイメージでしょうか。
堅実に稼いでくれそうな印象があります。
まとめ
- 優秀な牝系の出身
- キンシャサノキセキの活躍パターン配合
- 大物期待は難しいながら堅実に稼いでくれそう
私は上記のような印象を持ちました。募集価格2400万円も狙いやすく、なかなか良いのではないでしょうか。