インゼルTC募集馬配合分析 ルーシーブライドの20
No.11 ルーシーブライドの20 牡馬4月26日生
父 | イスラボニータ |
母 | ルーシーブライド |
母父 | ブライアンズタイム |
生産 | 三嶋牧場 |
厩舎 | 美浦 新規開業厩舎 |
一口価格 | 32,000円 |
母ルーシーブライドはダート1200mで1勝をあげています。近親(いとこ)にヴィクトリアマイル(芝1600mG1)を連破したストレイトガールがいます。ストレイトガールはフジキセキの産駒ですから、この馬とかなり近い血統を持つことになります。上に3頭いますが、今のところ未勝利です。母10歳時の産駒です。
イスラボニータの産駒は母系の影響で芝にもダートにも転ぶ印象です。今のところ、芝のほうが活躍馬が出ていますが、徐々にダート馬も出てくると思います。仕上がりは早めで、早期から活躍する馬が出ています。
上記の要素は父フジキセキからもわかりますし、イスラボニータの血統表からも読み取ることができます。イスラボニータは米国のスピード&パワーのIn Realityの4×5を持つので、米国要素を刺激すればダートの適正が高まるでしょう。
母ルーシーブライドはGraustark=His Majestyの全兄弟クロスを持ちます。Ribotに加えて、母Flower Bowlがスタミナ血脈ですので、パサついたダートでも走れるスタミナを持っていそうです。ルーシーブライドはダート短距離で走りましたが、中距離もこなせるスタミナが眠っているのではないかと思います。
イスラボニータ×ブライアンズタイムだと、Mr.ProspectorとRobertoでNashuaの7×5のクロスが発生します。Robertoが米国的なパワーとスピードを持つ血統であることに加えて、このクロスが発生するため、イスラボニータの持つダート適正を引き出してくるのではないかと推測できます。
いとこのストレイトガールは父フジキセキですが、母父はタイキシャトルで、Haloの3×4のクロスを生かしたスピードと機動力が魅力の馬でした。近いものの刺激する部分がまるで異なるので、あまり参考にはなりません。
まとめ
おそらくダート馬になるのではないかと思っています。路線的なことを考えると馬格がやや寂しいですね。
あくまで私の見立てなのでなんとも言えませんが、芝デビュー→ダート勝ち上がりで長く楽しめる、ということもあるのではないか、と思います。