ノルマンディー募集馬配合分析(2021) No.2~5

ノルマンディーOC-募集馬診断(2021)
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ノルマンディーオーナーズクラブ募集馬配合分析 No.2~5

 ノルマンディーオーナーズの募集馬カタログが届きました。細かく詳細にまとめるというよりは、ざっくりとまとめて解説していこうと思います。

 今日はNo.2~5をまとめていこうと思います。以下の4頭です。

  • 2 キタサンメジャーの20 父:ヘニーヒューズ 母父:ダイワメジャー 牡 3月9日 63,000 400 美浦 ・高木登
  • 3 ギャラクシーセレブの20 父:エイシンフラッシュ 母父:ブラックタイド 牡 4月16日 43,000 400 栗東 ・杉山晴紀
  • 4 ジェルヴェーズの20 父:ビーチパトロール 母父:メイショウサムソン 牡 3月1日 29,000 400 栗東 ・千田輝彦
  • 5 セイントリースカウトの20 父:ダンスディレクター 母父:Saint Ballado 牡 4月6日 20,000 400 美浦 ・本間忍

分析の際の参考図書

 一口出資馬やPOG指名馬を考える際、手元にあるととても参考になる書籍です。

No.2 キタサンメジャーの20

No.2 キタサンメジャーの20 牡馬 3月9日生

ヘニーヒューズ
キタサンメジャー
厩舎美浦 高木登厩舎
一口価格63,000円

配合からの期待度:OP~重賞級

 母キタサンメジャーは未勝利で、芝の短距離・マイルで走りました。母6歳の産駒です。

 キタサンメジャーの20モガミヒメの一族で、近親に先日フォア賞を制し、凱旋門賞に挑戦したディープボンド、叔父に高松宮記念(G1)、スプリンターズS(G1)を制したローレルゲレイロがいます。

キタサンメジャーの20

 キタサンメジャーの20の2代母ビッグテンビーCaerleon≒マルゼンスキーの2×3を持ちます。そのニアリークロスがあることで、ストライドとキレ味を産駒に伝えます。加えて、Mill Reef、Tom Foolの血も引くため、ストライド要素とスピード要素をさらに増強しています。ビッグテンビーが繁殖として優秀なのはそこがポイントだと考えられます。

 そこに頑丈で筋肉質なダイワメジャーが入ることで、柔らかくなりすぎないよう力強さが加わったイメージが母キタサンメジャーです。キタサンメジャーの20はそこにヘニーヒューズが入ります。Storm CatもNorthen DancerNasrullah・Princequilloなので、Caerleon≒マルゼンスキー≒Storm Catで結ぶことができます。Tom Foolも入るため、スピードも強化されそうです。米国のパワフルな血脈もStorm Bird・Nijinsky・Hagley・Alyderを通して継いでおり、スピード&パワーでダートを走れそうな印象があります。

 大箱向きな血統に感じられ、上記のようなスピードとストライド、キレ味を持ちそうなので、東京ダート1400~1600で活躍することが期待できそうです。画像からはかなりの筋肉があるように見え、早期からの活躍が期待できそうです。

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No.3 ギャラクシーセレブの20

No.3 ギャラクシーセレブの20 牡馬 4月16日生

エイシンフラッシュ
ギャラクシーセレブ
厩舎栗東 杉山厩舎
一口価格43,000円

配合からの期待度:未勝利~1勝クラス

 母ギャラクシーセレブは未勝利で、芝・ダートのマイルで走りました。母7歳の産駒です。

 ギャラクシーセレブの20エリモファンタジーの一族で、近親にオークスを制したエリモエクセル、ステイヤーズステークスを制したエリモブライアンがいます。

ギャラクシーセレブの20

 前述の通り、エリモファンタジーからは活躍馬が複数出ていますが、いずれもスタミナがあってタフなレースで活躍しています。そこにパントレセレブル・ブラックタイドなので、スタミナとパワーをさらに増強したイメージです。

 エイシンフラッシュもまた、ドイツのスタミナ血脈を多く持ち、スタミナのあるタイプの血統をしています。ただ、KingmamboMiesqueもマイルで活躍した快速馬で、元をたどるとスピードのある血です。エイシンフラッシュの持つスピード的な血はMr.Prospector・Red God・Sure Bladeでしょうか。

 エイシンフラッシュの持つスピード的な血がギャラクシーセレブが持つHaloと交わることで増強することができれば、活躍が期待できます。Kingmambo系種牡馬としてNureyevのクロスを持つことは魅力的で、3/4Northen Dancer・1/4異系の形になっているのも良いと思います。

 エイシンフラッシュからはまだ重賞馬は出ておらず、勝ち上がり率も30%未満です。一方で回収率は高く、サンデーサイレンス系との相性も良好です。厩舎も杉山厩舎ですので、期待はされていると思います。馬体もエイシンフラッシュ産駒らしい美しさがあります。スピードが足りなくなる印象があり、活躍できる場面は限られているのではないかと思います。

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No.4 ジェルヴェーズの20

No.4 ジェルヴェーズの20 牡馬 3月1日生

ビーチパトロール
ジェルヴェーズ
厩舎栗東 千田厩舎
一口価格29,000円

配合からの期待度:2~3勝クラス

 母ジェルヴェーズは未勝利で、芝・ダートのマイルで走りました。母8歳の産駒です。

 ジェルヴェーズの20の4代母フローレスリーは欧州出身で、産駒が欧州重賞で活躍しました。祖母ジェルミナルはフェアリーSを勝利した重賞馬で、桜花賞・オークスで3着と好成績を残しています。兄にノルマンディーで募集され2勝挙げているアースライザーがいます。

ジェルヴェーズの20の血統表はnetkeibaにて → ジェルヴェーズの20

 祖母ジェルミナルアグネスタキオンHalo・Bold RulerのスピードをRed Godと組み合わせて強化しつつ、Be My GuestForliの持つHyperion由来のスタミナと頑強さを受け継ぎ活躍したと考えられます。そこにメイショウサムソンをつけたのが母ジェルヴェーズです。ジェルヴェーズSadler’s Wellsダンシングブレーヴが入ったことで、スタミナとパワーが強化され、かえってスピードが失われてしまったのではないかと推測しています。ジェルヴェーズはダートでも走りましたが、本質的には芝馬で、ダート適正が高い馬との勝負では勝てなかったのではないでしょうか。

 ジェルヴェーズの20の父ビーチパトロールは米国芝で活躍した種牡馬です。Lemon Drop Kidの産駒で、Lemon Drop Kidはダート馬であることから、日本においては芝・ダート兼用の種牡馬になると推測しています。また、Kingmambo系種牡馬であり、日本への適正は期待ができます。ビーチパトロールはMr.Prospectorの3×4(Kingmambo・Fappiano)・Bold Ruler・Buckpasser・Clever Trickというスピード血脈を多数引いていて、魅力的に映ります。

 Nureyev ≒ Sadler’s Wells の 5×4 で頑強さをさらに増強しつつ、ビーチパトロールのスピード血脈が生きれば、結構期待できるのではないかと思います。ジェルヴェーズDrone≒Halo≒Red Godのニアリークロスを持っており、ビーチパトロールによる刺激でそこが復古すればかなりバランスが良くなるのではないかと推測できます。

 路線は読めませんが、芝・ダート両方での活躍がある程度期待でき、勝ち上がれば長く楽しめるタフネスを持った1頭ではないかと考えられます。

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No.5 セイントリースカウトの20

No.5 セイントリースカウトの20 牡馬 4月6日生

ダンスディレクター
セイントリースカウト
厩舎美浦 本間厩舎
一口価格20,000円

配合からの期待度:未勝利~1勝クラス

 母セイントリースカウトは米国で走った馬で未勝利です。18歳の産駒です。

 セイントリースカウトの20の祖母Fit to ScoutはG1含む8勝をあげた馬で、産駒も重賞入着などの活躍をしています。産駒は結構いますが、中央で成果を残したのは07年産駒のミッキーバラード(4勝)のみです。

セイントリースカウトの20の血統表はnetkeibaにて → セイントリースカウトの20

 セイントリースカウトの20の祖母、Fit to ScoutBold Ruler系の父を持ち、Romanの4×4、Bull Lea、War RelicといったTeddy系・Man o’War系の米国らしいパワーとスピードの血を多数持っています。Fit to Scoutが米国で活躍し、産駒もまた米国で活躍するのがうなずける米国血統です。

 そこにDevil’s BagGlorious Songの全弟のSaint Balladoをつけたのがセイントリースカウトです。Saint Balladoの産駒は牡馬・牝馬ともに1800m前後で活躍し、スピードとスタミナを両立したタイプだったと推測できます。Fit to Scoutも1800m前後で活躍しており、その距離のイメージで重ねたのだと思いますが、活躍することはできませんでした。

 セイントリースカウトの20の父ダンスディレクターは短距離で活躍した馬です。名牝系スターロッチの一族出身です。スタミナ豊富な母方に、米国最優秀短距離馬を獲得した経験のあるアルデバランⅡをつけて誕生したのがダンスディレクターです。なかなか勝ちきれないところも父から受け継いでいます。

 目を引くのはHaloの4×3で、日本の馬場に適したスピードを引き出せる可能性が高いでしょう。母高齢かつ種牡馬としてのダンスディレクターの能力に不安があります。短距離路線で走ることが見込まれます。母系のダートで通用する米国的なスピードとパワーを引き出すことができれば、芝・ダート問わず短いところで長く楽しめる可能性があります。

まとめ

 今日ご紹介した4頭だと、キタサンメジャーの20は推奨できます。ジェルヴェーズの20も安価ですし、見どころがあると思います。人に勧めるならキタサンメジャーの20、私がノルマンディーで楽しむのならジェルヴェーズの20といったところでしょうか。

 引き続き分析をしていきます。よろしくお願いいたします。

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