シルク募集に向けて 新種牡馬‐リアルスティールを考える

一口馬主
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種牡馬‐リアルスティールを考える

 21日はサトノダイヤモンド、22日はサトノクラウンについて考えてきました。本日は、ディープインパクト産駒のリアルスティールについて考えていこうと思います。サトノダイヤモンドとサトノクラウンの記事は以下よりご参照くださいますと幸いです。

 リアルスティールは3頭の募集が予定されています。牡馬が1頭、牝馬が2頭というラインナップです。なお、リアルスティールの当時の種付け料は250万円です。(サトノダイヤモンド300万円・サトノクラウン100万円)

この記事はこんな人にオススメ

  • 一口馬主を始めようか悩んでいる人
  • 一口馬主を始めることは決めたけれど、どのクラブにしようか悩んでいる人
  • すでに一口馬主を始めていて、同じ馬や同じクラブで出資している人
  • シルクホースクラブの20年産駒募集で出資を検討している人

並みのサラリーマンの一口馬主ライフってこんな感じか、と思ってもらえたらと思います。

リアルスティールの現役時代

 リアルスティールは2014年から2018年の4年間で17戦し、4勝を挙げています。2016年のドバイターフ(G1-芝1800m)、2017年の毎日王冠(G2-芝1800m)、2015年の共同通信杯(G3-芝1800m)を制しています。いずれも左回りの直線の長い大箱コースでの勝利となっています。

 3歳クラシック路線では、皐月賞2着、日本ダービー4着、菊花賞2着の好成績を収めています。勝った馬がドゥラメンテとキタサンブラックであることを考えると、世代が違えば異なった結果になっていたかもしれません。

 4歳時には天皇賞秋を2着に好走していますが、この時の勝ち馬はモーリス(国内外のG1を6勝)です。

 リアルスティールはサトノクラウンと同期にあたるため、昨日とほぼ同じになってしまいますが、同期にはキタサンブラック(G1-7勝)、シュヴァルグラン、ドゥラメンテ(クラシック2冠)、サトノクラウンがいます。牝馬ではミッキークイーン、レッツゴードンキ、クイーンズリング、ルージュバックがいます。

 現役時代はスタートが良く、ペースにあわせて中団前後に位置するケースが多かったです。逃げ・先行から押し切るモーリス・キタサンブラック、後方からの圧倒的キレ味のドゥラメンテがいたため、届かなかったり、差し切られたりしていましたが、どの位置からでも良い脚を使って馬券内に入ってくる馬でした。(17戦中、3着以内11回。上がり上位3位内も11回)

 動画を見る限り、跳びは小さく、回転が速いピッチ走法です。我慢ができるタイプであり、かつピッチ走法であることから、馬群をさばいて進路が空いてから急加速して1着争いをする馬でした。3ハロンずっと長い脚を使うタイプではないと思います。大箱を得意としたのも、進路を見つけやすく、さばいてから勝負する距離的余裕があるからではないかと思います。

リアルスティールの配合

 リアルスティールは父ディープインパクト、母ラヴズオンリーミー、母父Storm Catという血統です。全妹にラヴズオンリーユー(2021年現在G1を2勝)がいます。姪にはマイルG3を1勝のテルツェット(3/4同血)がおり、かなり活躍馬を輩出している一族です。

 ディープインパクト×Storm Catという配合からは、活躍馬が多数出ています。この馬のほかに、キズナ・サトノアラジン・エイシンヒカリなどがいます。※サトノアラジンについては産駒紹介で記事にしていますので、ぜひご参照ください。

 ディープインパクトは母父のAlzaoを通して、Sir Ivor-Sir Gaylordの血を引き、Storm Catは母父にSecretariatを持ちます。Sir GaylordとSecretariatは同じ母Somethingroyalを持ちます。このSomethingroyalがPrincequilloの血を引くので、ディープインパクト×Storm Catは柔らかさを持つのだと考えられます。また、ディープインパクトはNasrullahの血を持たないため、Nasrullahの血を持つSecretariatによってその血を補ったのもプラスに働くのだと考えられます。

 このことからも、偉大な牝馬のクロスを持つことは良い馬の条件の1つと言うことができます。

 上記のディープインパクト×Storm Catの黄金配合に加えて、リアルスティールの近親に活躍馬多いのは、母ラヴズオンリーミーの影響も多分にあります。

 母ラヴズオンリーミーは名牝Miesqueの一族出身です。Miesqueは16戦12勝で負けた4戦も2着3回と3着1回と抜群の安定感を誇りました。欧州のマイル路線で活躍し、12勝のうち10勝はG1です。産駒にはKingmambo、East of the Moon、Miesque’s Sonがいます。Kingmamboからはエルコンドルパサー、Lemon Drop Kid、キングズベスト、そしてキングカメハメハが出ており、日本競馬に大きな影響を与えています。

 ラヴズオンリーミーのMonevassiaはKingmamboの全妹で、日本競馬への適正は非常に高いと考えられます。こうした血統背景から、リアルスティール含め、近親から多数の活躍馬を出しているのだといえます。

どんな配合の産駒を狙うと良いのか

 偉大な牝馬のクロスを持つことがプラスに働くことは前述のとおりです。であれば、この馬はMiesqueの持つ魅力を強化していくと良いのではないでしょうか。

  • Kingmamboの血を引く馬とかけあわせる(キングカメハメハ・エイシンフラッシュ・エルコンドルパサー)
  • Sadler’s Wells・Fairy King・Nureyevの血を引く馬とかけあわせる
  • Unbridled’s SongやUnbridledの血を引く馬とかけあわせる

 KingmamboはMiesqueの産駒であり、Monevassiaの全兄です。この血を持つ馬とかけあわせるとMiesqueの魅力が産駒に伝わると考えられます。シルク募集馬のアイムユアーズの2020(牝馬・母父ファルブラヴ)はエルコンドルパサーの血を引き、これに該当します。

 Sadler’s Wells・Fairy KingはMiesqueがNureyevを父に持つことで、名牝Specialのクロスが発生することが魅力となります。これによって、Forli-Hyperionのスタミナを蓄え、中長距離で活躍する馬を出せるようになるのではないでしょうか。アイムユアーズの2020ロザリンドの2020(牡馬・母父シンボリクリスエス)はこれに該当します。

 ここまでに出てきたアイムユアーズの2020とロザリンドの2020ですが、アイムユアーズはダイナカール牝系、ロザリンドはシーザリオ牝系です。日本競馬を席巻している牝系という点も魅力に映ります。

 Unbridledやその子Unbridled’s Songの血を引く馬とかけあわせることの魅力は、ディープインパクト系との相性が抜群であることが理由です。すでにリアルインパクト産駒のラウダシオンがNHKマイルを勝っており、ディープの孫世代でもその血が有用であることがわかっています。UnbridledやUnbridled’s Songに限らず、ディープとの配合を念頭に置いて輸入されている繫殖牝馬(非父Storm Cat)とは相性が良いのではないでしょうか。ドントテルソフィアの2020(牝馬・母父Congaree)はディープを念頭に置いた繁殖牝馬と考えられ、活躍の可能性は十分にあります。

まとめ

 ディープインパクト×Storm Catの種牡馬はかなり増えています。その中でどの馬が後継として血をつないでいくのか、とても楽しみです。キングカメハメハとの相性がよさそうなリアルスティールは大きなチャンスを持っていると思います。産駒の活躍に期待したいと思います。

 友達の籠さんも、血統分析をしながら各クラブの推奨馬を紹介しています。ぜひそちらも見てみてください。

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