キャロット募集馬配合分析 ラフォルジュルネの20
No.61 ラフォルジュルネの20 牡馬 2月29日生
父 | ドレフォン |
母父 | スペシャルウィーク |
一口価格 | 75,000円 |
配合からの期待度:オープンクラス
5番仔です。上は未勝利です。1つ上のカルネドボヤージュはデビュー前ですが、私はその馬も期待をしています。ラフォルジュルネは通算4勝で準オープン勝ちがあります。通算で29戦しており、丈夫な馬でした。
ラフォルジュルネの20の血統表

ドレフォンは21年デビューの新種牡馬であるため、十分なデータはまだありませんが、中央で勝ち上がった6頭のうち5頭はサンデーサイレンスの血を持っています。その6頭のうち、4勝は芝であり、サンデーサイレンスの血を生かせるタイプの種牡馬であることが推測できます。ドレフォンはダート短距離で活躍した馬ですが、その父Gio Pontiは米国芝中距離で活躍した馬で、ドレフォン自身もゴリゴリ筋肉質で短距離じゃなければダメという馬体はしていませんでした。
サンデーサイレンス系、特にディープインパクトとの組み合わせで、Storm Cat や Deputy Ministerは好相性としてよく知られています。マイラーとしての筋肉とスピードを持つStorm Cat や Deputy Ministerは良いアクセントとなったのがポイントでしょう。ドレフォン×サンデーサイレンス系の組み合わせは、長年親しまれたそのニックスを父と母でひっくり返したイメージです。
ドレフォン×ラフォルジュルネの組み合わせは5代アウトブリードとなります。一方でそれ以降にさかのぼっていくとNorthen Dancerの血に行きつく配合となっています。Gio Ponti・Eltimaas・スペシャルウィークがNorthen Dancerの血を持ちつつ、グレイトフィーヴァーのみNorthen Dancerの血を持たないという緩める役割を担っており、良い形となっています。
強いクロスを持たないこの馬において、この両親がそろうことで濃くなる血がHyperionとNasrullahの血です。そのほかに強いクロスを持たないことで、この2頭の血が割と目立ってきます。マイルで重賞を狙うとなると、大箱や直線の長いコースがほとんどになるため、長く良い脚を使えるHyperionとNasrullahの血を持つことはプラスに働くと考えられます。
ラフォルジュルネの20は父短距離×母マイル~中距離の組み合わせで、母父スペシャルウィークは中長距離ですので、スピード×スタミナの組み合わせ的にも魅力的です。私はこの馬は芝マイル路線ではないかと思っているので、血筋的にも活躍が期待できるのではないでしょうか。母父スペシャルウィークの優秀さは疑う余地がありませんし、ドレフォンとの組み合わせでも成果を残してくれるでしょう。
まとめ
- 上が未勝利はネックだが、母の競争成績や丈夫さ的にそろそろ期待
- ドレフォンとサンデーサイレンス系はかなり相性が良いはずで、それだけで推奨できる
- 1/4異系・スピード×スタミナの組み合わせも魅力的で、走りそうな路線と活躍に必要そうな血が一致している
ドレフォン産駒、かなり走っていますし、この価格で出資できるのもそう長くないだろうな、と思わされます。ノルマンディーでドレフォン×スペシャルウィークのフォンメイリーに出資しており、そちらにもすごく期待しています。